子供の食事はどんなものがいい?自分の体験から子供に影響した食生活を教えます

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幼児期から食事には気を使っていました

僕には2人子供がいます。

1人めの子供は、最初の子供ということもあって、離乳食から食事には気を使っていました。

具体的には、離乳食であれば、ごく薄味にして、調味料はほとんど使いません。出汁や素材の甘味などを利用して味付けをします。

この頃の我が家では、塩をほとんど使わなくなりました。塩の減りが遅いこと遅いこと!

そもそも、パートナーが妊婦であったころから、妊娠中毒を気にして、料理は薄味にしていましたので、ある意味、僕たちの子供は胎児のころから薄味で成長してきています。

ところで、どうして幼児には薄味がよいのでしょうか?

なんとなく小さいうちは薄い味で食事をした方がいいでしょ?なんて、浅い考えで薄味にしていませんか?そんな薄い考えでは「薄味にしたほうがよい」なんて思いもよらないかもしれません。

子供は大人よりも繊細

子供は小さいですね。

何を当たり前のことを言っているんだ?と思われるかもしれません。

小さいというのは、単純に体が小さいだけではありません。大人と比べると胃腸も小さい、臓器も小さいのです。

そうすると、大人と比べて、食事の消化や吸収に負担がかかることになります。

塩分が多い食事をとってしまうと、それだけ消化に負担がかかりますし、体内の塩分の割合も大人と比べると多くなってしまうことになります。

そうすると、生活習慣病になりかねません。

そういったことから、子供には薄味の食事をとらせるようにするほうが良いという訳です。

また、人間は薄味から濃い味への変化は適応できますが、一度、濃い味のものに慣れてしまうと、なかなか薄味のものが食べられなくなります。

濃い味に慣れてしまった人は、薄味の食事をした時に、「全く味がしない」と感じてしまいます。

ということは、どういうことか?

幼児のうちから濃い味つけに慣れてしまった子供は、その後も濃い味でないと満足しないことになり、慢性的に濃い味の食事をずっと続けることになってしまいます。

そうすると、今のうちは大丈夫でも、大きくなってから生活習慣病のリスクが増えることになります。

こういった面から、小さい頃の食生活は、その子の将来に影響する、とても大切な問題なのです。

我が家の場合は、どうだったか?

冒頭にお伝えしたとおり、僕には2人子供がいます。

成長するにつれて、明らかに2人の食事の好みが違っています。

これについては、2人の幼児期での食生活の違いが影響していると思われますので、紹介させていただきます。ちょっとくらい参考にしてもらえればと思います。

まず1人目の子供ですが、冒頭でも少し触れたように、明らかに薄味傾向で生活をさせてきました。子供が小さい頃は、僕は「塩」というものを、ほとんど使わなくなりました。

やはり「塩分」というものは、日本人は取りすぎなお国柄ですので、意識して控える必要があるかと思います。

調味料というものを、ほとんど使いません。

我が家では、味付けを大人と子供で一緒にする場合が多かったので、大人も一緒に薄味の食事を食べるようになりました。

そうすると、僕自身も薄味に慣れてしまい、味覚が塩分に対して敏感になりました。この頃は、食事に塩分が入っているか?どんなに少なくしても味見をすれば分かるような味覚の持ち主でした。

また、お菓子も小さい頃は与えていません。幼児の頃は食べさせるとしても「ボーロ」とか幼児用の甘さが控えられたお菓子を与えていました。

2人目の子供は、上の子の味付けに合わせていることが多かったです。ですので、そういった意味では、実年齢よりも対象が大きい味付けの食事をしていたということです。

2人目の時は、1人目の子ほど気を付けていなかったということになります。

小さい頃の薄味の影響は?

1人目と2人目の子供で、食生活に差ができてしまった訳ですが、その影響はどうだったのでしょうか?

1人目の子供は大きくなっても、相変わらず薄味を好みます。幼児のころのように塩を全く使わないなんてことは、さすがにしませんが、やはり薄味を好んでいるという傾向はあります。

逆に味付けが濃いと食べられなくなってしまいます。

そして、肉よりも野菜が好きです。油ものは、あまり好きではありません。

では2人目の食生活を1人目ほど気を付けなかった場合はどうでしょうか?

2人目の子供は濃い味付けを好みます。脂っこい肉や揚げ物が大好きですし、野菜はあまり得意ではありません。

いつも肉ばかり先に完食して、野菜を残しています。そして、野菜は食べるのが遅いです。

このように、僕の子供の例を考えてみると、食生活を気を付けて薄味にしていた1人目の子供は、大きくなっても好き嫌いなく、健康的に育っていると言えると思います。

2人目の子供は、薄味なんてできない。健康によくないような、味付けや食材を好んで食べるようになってしまいました。

こうして考えると、幼児期のうちに食生活を気にすることが、いかに大切なことかが分かったと思います。

薄味のメリット

料理を薄味にすることのメリットですが、

まず「子供の健康に良い影響がある」ということです。幼児期のうちに、薄味に慣れさせておけば、成長してからも薄味を好むようになり、継続的に健康的な食生活をすることができるということです。

そして、家族みんなの料理を同じように作る場合は、親についても薄味での食事をいただくことになります。結果として子供だけでなく親も「健康的」な生活をすることができます。

これも、メリットの一つですね。

番外編として、薄味ということは、調味料をあまり使わないということです。ということは調味料の減りが遅いということになります。

調味料をあまり使わない→調味料が無くならない→調味料を買わなくてよい

といったように、調味料を購入するコストが低く抑えられるということです。

どうでしょうか?みなさんも子供の健康と、親の健康と、コスト縮減のために、幼児期での食生活について考えてみてはいかがでしょうか?

最後までご覧いただきありがとうございます。

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