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兄弟で1日違い~誕生日が近い場合にお祝いはどうするのか?
僕には子供が2人います。
ところで、子供たちの誕生日ですが、奇跡的にとても近い日程となってしまっております。こうした場合には、「誕生日パーティー」はそれぞれで2回行うのか?それとも1回にまとめるのか?といった問題が表面化されます。
どちらかは別にして、それを問題にするのがおかしいという意見もあると思います。
実は僕自身も誕生日が近い兄弟がいました。僕の場合は誕生日パーティーはどちらかで1回にまとめられていました。
まあ、親にしてみれば、準備の大変な誕生日パーティを2回も立て続けに行うことに抵抗があったのだと思います。
子供にしてみれば、どちらかの誕生日がフェイクとなり、どちらかの子供は「自分は祝ってもらっていない」なんて気持ちを抱くかもしれません。
どうして誕生日をまとめようとするのか?
ちなみに我が家では、それぞれの誕生日できちんとパーティをしていますし、ケーキもそれぞれで用意します。
こうしてみると、当たり前のことのような気がしますが、僕の周囲にも誕生日が近い場合には、どちらかの日で一緒にパーティをしているという人もいます。
では、どうして1回でまとめようとするのか?その理由を考えてみました。
準備が面倒くさい
さて、パーティを家でするのであれば、準備をしなくてはいけません。豪勢な料理を作ったり、飾りつけもしないといけません。
子供を喜ばせようと思うのであれば、相当の労力をこなす必要があります。そして、それが近いうちに2回あるということになります。
単純に考えても準備が2倍になります。こういった手間を考えて、2回準備をすることよりも、1度にまとめて、手間を減らそうと考えるのかもしれませんね?
ケーキの食べ過ぎ
誕生日と言えば「ケーキ」でしょうか?
誕生日ケーキは、大きなイベントの一つであり、子供にとっても、大人にとっても、楽しみな時間だと思います。
ですが、近い日取りで、2個ケーキを食べるということがどうなのでしょうか?
ケーキって甘いですよね。
こんなに甘いケーキを、立て続けに食べることが、子供の食生活にとって良くないと考えるかもしれません。
どちらか1日でパーティをまとめるのであれば、ケーキもその時に一つ食べるだけになると思われます。実際に僕の誕生日パーティは、ケーキもまとめられていました。ですから、どんなケーキをリクエストするかは、1年ごとにどちらかが発言権があるというものでした。
コスト削減
先ほどから説明していることは、当然費用が発生します。
少なくとも誕生日パーティに関する費用は、2日行うのであれば、単純に2倍かかってくると思われますので、1日にまとめるのであれば、コストも半分にできるということです。
ただしプレゼントはまとめてはいけません。パーティを1回にするにしても、プレゼントは別にしてあげてください。プレゼントまでまとめると、伝説に残る鬼親となるかもしれません。
我が家ではそれぞれで祝っている理由
さて、いろいろと誕生日パーティをまとめることについて、メリットを考えてみましたが、こういったメリットがあるにも関わらず、我が家ではそれぞれで祝うことにしています。それはなぜでしょうか?
自分が嫌だった
まずは、先ほどからお伝えしているとおり、僕自身が誕生日パーティをまとめられた少年時代を過ごしてきました。
その体験から、「自分に子供ができたら、絶対にそれぞれきちんと祝ってあげよう」と最初から思っていました。
誕生日をまとめるということは、どちらかは祝おうという気持ちがないということです。
こういった、お祝い事は気持ちだと思います。
「おめでとう」と祝ってあげたい気持ちがあるか、どうか?です。
その気持ちがあれば、先ほどからお伝えしているデメリットなんて、気にすることなく、我が子の誕生日を祝ってあげようと思うはずです。
そのため、誕生日パーティをまとめられていたということは、祝ってあげたいと思ってくれていない。と感じていました。
そんな辛い気持ちを我が子に味合わせる訳にはいかないということで、自分の子供は絶対に誕生日はそれぞれで祝ってあげようと決めていました。
別の日でパーティをするのであれば、それはもはや意味がない
意味がないは言いすぎですが、誕生日パーティをまとめて祝うのであれば、自分の誕生日にパーティをしてもらう子はいいですが、誕生日でない日にパーティをする子供がでてくることになります。
その子にとって、そのパーティの日は誕生日でも何でもありません。それって、誕生日を祝ってあげていることになるのでしょうか?
子供の気持ちを考える
では、当事者である誕生日を祝ってもらう子供はどう思うでしょうか?
自分の誕生日が省略されて、自分の誕生日でない日にパーティが開かれる。
「お父さん・お母さんは僕の誕生日を祝いたくないんだ?」
なんて、考えてしまうかもしれません。
せっかくの誕生日なのに、せっかく子供が主人公の日なのに、寂しい気持ちにさせることは、かわいそうじゃありませんか?
誕生日が近いことは、その子に何の責任もない
誕生日が近くなっているのは、全くの偶然ですよね。
子供には何の責任もありません。
自分に責任のないことで、誕生日パーティが省略されるなんてことは、あってはならないと考えます。
たまたま、誕生日が近いから、一緒にパーティをしようと考えるだけで、そもそも、全く離れた日になっていれば、当然のように、それぞれでパーティを開くわけです。
それなのに、日程が近いということで、2回しているものを、1回に減らすという根拠がありません。
「それなら、この日に産んでくれなければよかった」なんて、感じてしまうかもしれません。
そういったことから、我が家ではそれぞれで誕生日パーティを開催しています。
ケーキも2つ用意します。
2日分料理もケーキも準備することになるので、どちらかを私が作って、もう一方をパートナーが作るなんて役割分担をしているパターンが多いですね。
シェフが変わるので、ジャンルと言うかテイストが違いますので、立て続けにパーティになっても飽きさせないことができるというメリットがあります。
子供はそれぞれが個性を持った個人です。それぞれの誕生を祝ってあげたいと思います。
子供を持つことで幸せいっぱいの僕は、この子たちが産まれてきたことに感謝をしています。ですから、この子たちが産まれてきた日をめいいっぱい祝ってあげたいのです。
みなさんも、我が子がこの世に生を受けた奇跡を、ぜひとも祝ってあげてください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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