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育児は疲れる
育児は疲れるものです。特に夫が仕事で育児に協力してもらえない家庭であると、家事も育児も一人でこなしている場合が多く、とても負担になってしまいます。
育児とは大切な子供の命を預かること。その大きな責任とプレッシャーから精神的にも疲れてしまいますよね。
育児も家事も一人でこなしていると、自分の時間なんてとれなくて、精神的に安らぐ暇もありません。家族のごはんを朝昼晩と用意して、掃除機をかけて、洗濯して干してたたむ。お風呂の準備をして、そういった家事をしながら、子供の世話をしなくてはいけません。
そんな、お母さんたちの疲れを少しでもリフレッシュして、少しでも負担を減らせる方法を考えてみたいと思います。
どうすれば育児を楽にできるのか?
まず、育児は楽にはできません。
いきなりテーマを否定してしまいましたが、子供を育てるということは楽ではありません。負担感は人それぞれですし、子育てが楽しい人もいますが、楽にできるというのは違います。命を育てるということは責任が伴います。
というわけで育児は楽にはできません。
となると、何も解決しないので、少しでも負担を減らせないか?リフレッシュする方法について考えてみたいと思います。
パートナーに手伝ってもらう
まずは一番身近であるパートナー(夫)への育児参加や家事の協力をしてもらってはいかがでしょうか?
やはり子供は夫婦2人の子供ですので、どちらか1人が育児をするのはおかしいですよね。あなたの負担が大きいのであれば、ぜひともパートナーに協力してもらい、負担を減らしてもらいましょう。
今の時代、「男は仕事」「女は家事」なんて考え方は古いものですが、まだまだ女性に育児・家事を任せっきりで自分は仕事だけしていればいいと考えている男性も多いのが実情です。
朝のごみ捨てをするだけで「自分は家事をしている」と誇らしげなお父さん。それは家事とは言いません。
パートナーが仕事をしていて、自分が専業主婦であれば、なかなか家事・育児を協力してもらうのは難しいかもしれません。でも、休みの日などに少しずつでも協力してもらえれば、あなたの負担も少しは減ることになります。
少しでも家事・育児をパートナーにしてもらえれば、それまで家事や育児で費やしていた時間が減り、自分時間を確保できるようになります。
パートナーに育児や家事を協力してもらうことで、子供とお父さんの関係も良くなりますし、実際にあなたのしていた家事・育児を体験することで、あなたのたいへんさを理解してもらえるようになります。
「家事や育児はこんなにたんへんだったんだ」と気付いてもらうことで、主婦に対する理解も深まります。
一人でお出かけする時間を作る
育児や家事で忙しくて気が休まる時間がないという人は、ぜひとも月に1度くらいでも自分1人でお出かけする時間を作ってみてください。
日頃は子供と一緒では行けない、お買い物や美容室、映画館に行ってもいいかもしれません。
こうしてリフレッシュすることで、心身ともに癒されて、また次の日から頑張る元気を得ることができます。
育児や家事の負担が毎日毎日繰り返し続くと、大きなストレスになります。
ちょっとでもリフレッシュできる日があれば、次からも頑張れるものです。
特に責任感が強いお母さんほど、子育てを一生懸命にしてしまい、手抜きができないのでストレスがたまってしまいます。
そういったお母さんは子供を置いてリフレッシュすることに罪悪感を感じてしまうかもしれませんが、お母さんにもリフレッシュは大切です。
お母さんが知らず知らずのうちにストレスをためてしまい育児ノイローゼになっていまったら、そのほうが子供にとって不幸なことです。
お母さんが健康で、元気で子供と関われることが、子供にとって何よりも幸せなことなのです。
子供のためにも、あなたは元気でいなくてはいけません。
ですので、子供のためと思ってリフレッシュをしましょう。
お出かけをするためには、子供を誰かに見てもらう必要がありますね。そこはパートナーの出番です。たまのリフレッシュに協力してもらいましょう。
「たまにはリフレッシュしたいから今日は子供をお願い」と1日子供を見てもらいましょう。
あなたのパートナーがそれを難しいというのであれば、おじいちゃん・おばあちゃんが近くにいるのであればお願いしてみましょう。
おじいちゃん・おばあちゃんも孫がかわいいので、たまに面倒見ることは喜んで見てくれることが多いと思います。
それも難しいなら同じ境遇のママ友にお願いします。次はあなたがその友達の子を見てあげるようにすればお互いウィンウィンで頼みやすいと思います。
こうして、子供から離れてみることで、リフレッシュできることはもちろん、子供がいない時間を過ごしてみると子供が愛おしく感じて、子供への愛情がさらに深まる機会になり、今後の子育てをより頑張れるようになります。
テクノロジーに頼ってみる
育児も家事も一人でしていると負担が大きいですね。
家事の負担を少しでも減らせれば、その分、育児の負担感が減らせます。そのために家事をテクノロジーの力を借りて、少しでも楽にできればありがたいですよね。
現代には忙しい主婦の味方となる、すばらしい家電が存在します!
食器洗い乾燥機
まずは食器洗い乾燥機です。
食洗機というやつですね。新しく設置しようとすると水栓(蛇口)の工事が必要になったりアパートだと設置が難しい場合もありますが、蛇口のタイプによっては部品を追加することで設置できる場合もありますので、確認してみてくださいね。
食器洗い乾燥機があれば、わずらわしい食事後の皿洗いから乾燥までを自動ですましてくれます。
さらに手洗いでは洗えないほどの高温で洗浄してくれるため、手洗いよりも綺麗に洗ってくれます。
女性にとって大敵の手荒れ防止にもなります。
手荒れ防止を理由にすれば、新たに設置する説明もしやすいですよ。
食器洗い乾燥機は高温で洗うため、使用できない食器もありますので、ぜひ食器も食洗機対応のものをそろえるようにしましょう。
手を抜けるところは、とことん手を抜きましょう。
ドラム式洗濯機
ドラム式洗濯機もおすすめです。
何がおすすめかというと、ドラム式洗濯機には乾燥機能が付いています。洗濯から乾燥まで一度ですましてくれるので、洗濯ものを干すという行為が不要となるのです。
洗濯ものを干す時間を子供との時間や自分時間に変えましょう。
さらに乾燥まですましてくれるということは、替えの服がいらなくなります。下着であれば、今着ているものと、洗濯中のもので2着あれば足りる計算になるのです。
服を減らせるので経済的にも助かりますね。
「でも乾燥するのは電気代がかかるんじゃ?」
安心してください。最近のドラム式洗濯機の乾燥はヒートポンプ式により電気代を抑えた運転を可能としています。また、洗濯時に通常の洗濯機より節水で洗うことができるため、トータルで見たときの光熱水費もほとんど変わらないという試算もあります。
我が家では夜間の電気料金が安いプランとなっていますので、夜中に洗濯~乾燥まですましてお得な夜間電力で安くなっています。そして、朝には乾燥まで終わって、すぐに着れるようになっています。
お掃除ロボット
自動で床をお掃除してくれる「お掃除ロボット」もいいですよ。
掃除機をかける時間がいらなくなります。
お掃除ロボットは今では海外の有名どころや国内メーカーも多数発売しています。
床にできるだけ物を置かないなど、事前にロボットが掃除しやすい環境を整えてあげる必要がありますが、初めて使うと「こんなにホコリがあるのか?」とびっくりすると思います。
自分では掃除機できれいにしているつもりでも、つい掃除しきれていないところがあるということでしょうね。
ロボットだと部屋の角はきれいにならないのでは?という不安もあると思いますが、それでも自分で角だけ掃除するとしてもかなりの時間の節約になります。
以上、3種類の家事を楽にしてくれる家電を紹介しました。
どれも共通しているのは自分の時間を増やすことができるということです。
安くない買い物ですが、時間を買うと考えれば有意義なお金の使い方だと思います。
どれも毎日のように発生する家事です。積み重ねればとても長い時間を得ることができます。時間には限りがあります。ぜひ有意義に使うようにしましょう。
育児の負担を減らすことで育児を充実させる
これまで紹介した、家事や育児の負担を減らすことやリフレッシュする方法を実践することは、ある意味で育児を手抜きしていると考えられるかもしれません。
しかし、精神的に一杯一杯の状態では、よい育児はできません。
人は心に余裕がないと相手にやさしくできないものです。それは子供に対しても同じです。
負担を減らして、心をリフレッシュすすことで、余裕をもった育児をしていきましょう。
それはあなたにも子供にも良い結果をもたらしてくれます。
つい子供にきつい言葉を言ってしまう。そんな時はひょっとしたら心に余裕がなくなっているのかもしれません。そんな時は一休みしてみてください。自分にとって、子供にとって何がいいことかを考えてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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