子供のお小遣いの使い道 子供がお小遣いで自分のベッドを購入したいと言うので悩んだ結果どうしたか?

ベッド

子供にお小遣いをあげていますか?

何歳くらいから、お小遣いをあげるべきなのか?悩みどころですよね。

お小遣いをあげたらあげたで、使い道も親としては気になります。

結局、子供たちが、自分が欲しいものを買いたがるので、お菓子や、おもちゃを購入しがちですが。

我が家で、子供たちのお小遣いの使い道で、当時小学生低学年だった子供たちが自分のベッドを欲しいと言い出したことがありました。

僕としては、お小遣いの使い道としてどうなのか?と感じたので、そのことについて紹介したいと思います。

ベッドを欲しいと言い出した経緯

さて、当然、自分たちのベッドが欲しいと言い出したからには、その当時は、子供たちのベッドが無かったわけですが。

当時の我が家の仕様としては、寝室に夫婦のベッドが1つございまして、その横に床に布団を敷いて、子供たちが寝ていました。

我が家は夫婦と子供2人の4人家族です。

夫婦のベッドはセミダブルで大人2人寝るのが精いっぱい。子供であれば、大人1人と子供2人寝るのは何とかなるスペースでした。

時には、子供と、親のどちらかがベッドで眠って、もう一方の親が布団で眠るなんて感じで寝ていましたね。

そのような中で、ある年のお年玉で子供たちにまとまったお金が手に入りました。

我が家では、子供たちが貰ったお年玉は基本的に子供たち自身のものという考え方です。

すると、子供たちがお年玉を使って、自分たちのベッドを欲しいと言い出しました。

ベッドを買いたいということに素直に賛成できなかった理由

子供たちの、自分のベッドが欲しいという気持ちは理解できます。

小さい子供たちは、なんでも自分たちのものが手に入るということに、喜びを感じるものですね。

特にそれが、初めて手に入るものであれば、なおさらです。

しかし、僕にはふと疑問がわきました。

ベッドって、子供たちが自分のお小遣いで買うべきものなのだろうか?

ベッドって、生活必需品といえるのではないでしょうか?

もともと布団があるのだから、布団で事足りる。ベッドなんて無くても、睡眠はできるだろうと言われれば、そうなのですが。

しかし、人間の3大欲求の一つ、睡眠欲を満たすための道具です。

睡眠は、人間が生きていくうえで、欠かせないものですよね。

子供が生きていくうえで必要なものは、親が用意するべきではないのだろうか?

そんな、考えが頭をよぎります。

さらに、ベッドとなると、それなりの金額になります。小学生低学年が自分のお小遣いで購入するには、あまりに大きな買い物ではないでしょうか。

だって、ベッドって家具ですよ。

例えば、これが高校生とかであれば、違った感想だったと思います。

小学生低学年が、家具を買う!?

親としても、いずれは子供たちのベッドは購入するつもりでした。いつまでも、親はベッドで寝ているのに、子供たちは布団で眠るのには違和感がありますし、我が家は洋風な住宅ですので、ベッドで眠るのが自然かなとは思っていました。

当然、それは、親のお金で準備するつもりでした。

積立

悩んだ結果、子供たちがベッドを買うことをOKした理由

最終的には、子供たちが自分のお年玉を使って、ベッドを購入することを了承しました。

いろいろと考えた結果、次の理由から、それをNGにすることはないと判断しました。

子供の自分で買いたいという気持ちを優先させたい

まず、一番の理由はこれですね。

子供たちが、自ら「買いたい」という気持ちを持っているということ。

自分たちのお金を使って、ベッドが欲しいと思っているということ。

その気持ちを優先させてあげたいと思いました。

家具だから、親がお金を払うべき。というのは、親側の都合です。

それよりも、子供たちが自分たちで、しっかりと意志を持っているのであれば、それを優先させてあげるほうが、子供の成長のために、プラスになると考えました。

経済感覚を学ぶ機会になる

自分のお金で何を買って、どうやって使うのか?

経済感覚を身に着けるために、良い経験になります。

そもそも、お小遣いをあげるというのも、子供たちに経済感覚を学んでほしいという目的がありました。

このぐらいのお金があれば、何が買えるのか?

何を買って、何をがまんするべきか?

こういった経験を子供のうちに積み重ねることで、正しい経済感覚を学ぶことができます。

よく考えれば、ベッドを買うだなんて、良い経験になると思いました。

おそらく、小学生低学年から、自分のお金でベッドを購入する機会なんて、そんなに無いことではないでしょうか?

そんな、またとないチャンスを逃す手はないのではないか?そう思いました。

断る理由がない

仮に、自分たちでベッドを買うことを拒否するとして、断る理由が思い浮かびません。

親がお金を払うからいいよ。というのは、遠慮であって、断る理由にはなりません。

なぜ、子供が自分のお金で買ってはいけないのか?

と言われたときに、説明できる理由がないと思いました。

だって、別に悪いことではないですものね。

冒頭に述べた通り、これが高校生だったら、何も思わずOKするはずです。

ということは、その行為自体は間違っていない。問題がないということです。

行為をする年齢で違いが生じるのは、おかしいことですね。

正しい行為であるとすれば、それが、高校生がしても、小学生がしても、同じことのはずです。

であれば、親が断る理由なんてないな。と考えました。

ベッドを購入して良かったこと

さて、結果として、子供たちは自分のお年玉を使って、ベッドを購入しました。

それでも、まだ小さい子供なので、親と寝ることもありますが。

ただ、自分たちのお金で購入した、自分たちのベッドです。

とても大事にしています。

そう考えると、購入して良かったなと思いました。

子供たちのお小遣いは、子供たちのものです。何を買うかは、子供たちが自分で決めるべきです。

逆に、自分で買うものを決められないのであれば、お小遣いを使って、経済感覚を学ぶということはできないでしょう。

ある程度、自由に使えるから、失敗を通じて、学ぶことができるのです。

子供たちが、小さな頃から、正しい経済感覚を身に着けることができるように、いろいろと買わせてあげれば良いと思います。

最後までご覧いただきありがとうございます。

よろしければ、シェアをお願いします
ランキング参加中。応援よろしくお願いします。