夫にイライラ~妻から使えない夫と思われないために男性が育児に積極的に参加する必要性について考えてみた

赤ちゃん

子供ができたのなら男性も女性も同じように育児に関わるべき

子供ができたら、母親も父親も同じように子供の親になります。どちらも同じように育児に関わるべきなのは言うまでもありません。

しかし、もし父親であるみなさんが「仕事が忙しい。」とか「趣味の時間が取られるのは嫌だ。」とかいった理由から育児を母親である妻にまかせっきりにしていると、妻から「こいつは使えない男だ。」と思われてしまうかもしれません。

今では「男は外で働いて、女は家で家事・育児に専念する。」なんて考え方は絶滅種です。いうなればダイナソーです。

残念ながら、この国ではまだまだダイナソーが存在しているようですが。

主夫という言葉もあるように、家事や育児は女性がするものというのは古臭い考え方。父親であるみなさんも積極的に育児に関わっていきましょう!

そうすれば、みなさんの未来は輝かしいものとなります。将来、熟年離婚により老後を孤独に過ごす心配もなくなります。

とはいっても育児なんてどうやればいいのか?

でも育児なんて、したことないしどうすればよいの?と思うかもしれませんが、大丈夫です。よく考えてみてください。初めての子供の場合は、どんな父親も、どんな母親も最初はみんな初心者です。

あなたの妻だって、最初から育児のプロではありません。

毎日毎日、子供と触れ合うことで育児に慣れていくのです。

赤ちゃんが泣いている時に、母親が抱っこしたほうが泣き止むからと自分は抱っこしようとしないお父さん方。

母親が抱っこしたら泣き止むのは、普段から抱っこされているから赤ちゃんが安心するからです。抱っこされ慣れていない人が抱っこすると、「いつもの抱っこと違う。」「いつものママの匂いじゃない。」といって不安に思い泣き出すのです。

僕の子供たちが赤ちゃんのころは、僕自身も毎日のように抱っこしていたので、僕が抱っこしても泣き止んでくれます。布団に下ろすと泣きだすから、延々と抱っこしていたものです。

そうです。赤ちゃんはママが抱っこするから泣き止むのではありません。いつも抱っこしてくれている人が抱っこするから泣き止むのです。

こういったお父さんは、”泣き止まないから抱っこしない”→”抱っこしないから泣き止まない”といった無限ループに陥っています。

まずは、抱っこをすることから始めてみてはいかがでしょうか?

初めのうちは泣かれたっていいのです。赤ちゃんは泣くのが仕事です。泣くことでしか意思表示ができないのですから。

そうしているうちにお父さんが抱っこすることで、安心して笑ってくれるようになるはずです。

この時の幸せな気持ちはなんとも言えません。子供ができたことに感謝をする瞬間です。

抱っこに慣れたら次のステップへ

おむつ交換

抱っこに慣れたら、次はおむつ交換をしてみましょう。

知り合いパパに、「子供のウンチが汚いからおむつ交換したくない。」と言っている人がいました。

「お前の子供だろ!」と思わず叱ってしまいました。

そこまでの人は極端としても、おむつ交換には抵抗のあるお父さんもいるかもしれません。

でも、赤ちゃんは自分でトイレに行ってウンチはできません。おむつに垂れ流すしかないのです。誰かが交換してあげないと、ずっとオシリが汚れている状態です。自分だったらどう思いますか?自分のオシリに汚物がずっとある状態、、、

絶対イヤ!

しかも、誰かが交換しなくてはいけないということは、父親がしなければ、母親がしているということです。

赤ちゃんのウンチは1日1回どころじゃありません。なんならおむつ交換している最中に出されることだってあります。

もしあなたがおむつ交換は嫌だと感じているのなら、その嫌なことを毎日何回も妻がしてくれているということになります。

ありがたいと思って、自分が家にいる間だけでもおむつ交換をしてあげてはいかがですか?

おむつ交換もそんなに難しいことはありません。今どきの紙おむつであれば、簡単に破って脱がせてきれいに丸めて汚物が表に出ないようにできますし、履かせる時も簡単です。

チャレンジしてみれば、簡単ですよ。

ちゃんとオシリはおしり拭きで綺麗にしてあげましょう。

匂いが漏れないような、おむつを捨てる用のごみ箱もあります。どれも使い方は簡単。

ちなみに僕は1人目の子供の時は布おむつでした。肌に優しいのと、できるだけ環境に配慮したいと考えていたからです。

あと、洗って使いまわせるので紙おむつより経済的です。

ですので、ウンチをトイレに流して、バケツで洗って除菌してといった作業をしていました。

それでも僕の場合は、子供が愛おしいので、ウンチさえも愛おしく、おむつ交換を苦には思ってはいませんでしたが。布おむつって、布を折りたたんでおしりに当たる部分と、それをカバーするおむつカバーで構成されています。おむつカバーを選んだりするのが楽しかったですね。

偉そうなことを言っていますが、2人目の子供は手を抜いて紙おむつにしてしまいました。すっごく楽でした。(おいっ!笑)

布おむつが肌に優しいと言いましたが、ちゃんと頻繁に交換しないと逆に肌によくないです。洗うのが面倒くさいから、あまり交換しないとなると逆効果です。

同様に、紙おむつ代をケチろうとして交換を少なくすると、これも赤ちゃんの肌によくないです。

このことと関係あるかは不明ですが、成長してから2人目の子供のほうが肌が弱いです。アトピー気味で、ちょっとのことで発疹が出てしまいます。1人目の子はそんなことないのですが。

ミルクをあげてみる

自分の子供は母乳でしたので、さすがに母乳だけは僕には出せないので、妻にまかせていましたが、妻が出かけている時などはミルクをあげていました。

ミルクも簡単ですので、ぜひチャレンジしてみてください。

ミルクをあげれるようになれば、父親だけで赤ちゃんを見ていることができるので、育児に疲れている妻を息抜きに外出してもらうことができます。

これで、妻からの株が高騰し、バブルを迎えることができます。

母乳はどうしても父親にはどうすることもできません。しかし、母親が外出したりすることを考えるとミルクも飲めるようになっておいたほうが、育児の幅が広がりますので、母乳の方でも、たまにミルクをあげることをおすすめします。

きっとたいへん感謝してもらえることでしょう。

ミルクなんてお湯で溶かしてしばらく冷ますだけ。カップラーメンを作るより簡単です。使った後の哺乳瓶を洗う必要がありますが、漬けておくだけで、簡単に除菌できるようなものもありますので、ミルクをあげた後の片付けも簡単です。

当たり前ですが、母乳の温度は母親の体温です。ミルクも人肌程度にぬるくなるように冷ましてあげる必要があります。お湯で溶かして、時間があればしばらく置いて冷ませばいいですし、急ぐときは哺乳瓶を水に漬けて冷ましましょう。

熱いままだと、赤ちゃんが火傷してしまいます。

温度の確認は自分の手首に垂らしてみて確認してみましょう。熱くなければOK。

ミルクをあげるときは赤ちゃんを抱っこして、片腕で抱え込むようにして、反対の手で哺乳瓶をくわえさせてあげます。母乳に慣れている赤ちゃんは、初めはなかなか飲んでくれないかもしれませんが、お腹が減ると、ちゃんと飲んでくれるので、心配しなくて大丈夫です。

ミルクをあげると父親でも母乳をあげているような感覚を体験できるのでおすすめです。

父と子

育児に関わることで妻にも子供にも慕わられるように

育児は精神的な負担が大きいものです。

僕は育児は楽しいと言っていますが、やはりひとつの命を預かることになりますので、その責任はとても大きいものであり、そのことによるプレッシャーというものは感じます。

赤ちゃんは自分だけで生きていくことができません。だれかが育児をしないと、生きていけないか弱いものです。

そのプレッシャーを母親がひとりで抱えているとすれば、精神的な負担は大きいと思います。

だから、負担を少しでも分けてもらえれば、その分、幸せは2倍にも3倍にもなって返ってきます。

ひとつの生命を預かる責任。それだけ達成感は大きいですし、やりがいを感じることができます。

今まで育児に後ろ向きだったお父さん方。そんなあなたが育児に積極的に関わるようになれば、妻からの評価はもちろん。周りからの評価も上がることでしょう。

逆に、父親であるのに育児に関わらないでいれば、妻から「使えない男」のレッテルを貼られ、積み重なった不満が将来爆発するかもしれません。自分が仕事や趣味に没頭している間に、妻は子供たちに父親の愚痴を言っているかもしれません。そうすれば、妻からだけでなく、子供からの評価も暴落することになるでしょう。子供は普段から関わってくれる母親のほうを味方するはずですから。

母親も父親もその子の親であることに変わりはありません。

今のあなたの行動が、将来、妻と子供から慕われる存在になるか、煙たがられる存在になるかを決めるかもしれません。

最後までご覧いただきありがとうございます。

よろしければ、シェアをお願いします
ランキング参加中。応援よろしくお願いします。