素人パパが少年野球で審判をするときの心構えを実体験よりお伝えします

審判
審判

子供が野球をやっていると、チーム事情にもよるかと思いますが、保護者はある程度のお手伝いが必要になってきます。

なかでも試合時の審判というのは、重要な役割ではないでしょうか。

野球経験者ならまだしも、野球未経験の保護者にとっては、審判なんて未知の世界。

突然、「審判お願いします」なんて、言われても、パニックになってしまいます。

実際に野球少年を子供に持つ父親である僕が体験した審判をするうえでの心構えや注意点をお伝えしたいと思います。

審判を保護者がしなくてはいけないの?

おそらくですが、小学生がやる野球においては保護者が審判をする場合がほとんどではないでしょうか?

僕の住んでいる地域では、公式戦では球審は野球連盟の審判がしてくれますが、塁審は保護者がしていました。

練習試合においては、全て保護者が審判をしています。

審判もやる人が少なくなってきているようで、人材が不足していると聞きます。

保護者で審判をしていると、野球連盟の審判から声がかかることもあります。僕の住んでいる地域の連盟の審判さんも高齢の方が多いように感じました。

審判をやってみると分かりますが、たいへんな重圧のなかでやる中で、ミスなどしようものなら、マナーの悪い監督や保護者から罵声を浴びせられることもあります。

それは、やりたくないよな。って思ってしまいますね。

連盟の審判さんも、少しばかりの報酬でやってくれているので、子供たちが野球をできる環境を作ってくれていると思い、感謝こそすれ、非難をすることはどうかと思いますがね。

審判をしてくれる人がいなくなれば、試合ができなくなっていまいます。

そもそも審判とは何をするのか?

まずは、ここですよね。

特に僕のような野球素人の保護者には、審判って何するの?と未知の世界でした。

まず、審判には球審と塁審がいます。

プロ野球とかでは、さらに線審もいるようですが、少年野球では球審1人と塁審3人の4人制がほとんどだと思います。人材が不足すると、塁審2人の3人制ということもあるかもしれません。実際に僕のところでも、3人制にしてはどうか?という議論が出たりしていました。

球審

まずは、球審です。

これも野球独特の呼び名ではないでしょうか?

ついつい主審と言ってしまいたくなりますが、正しくは球審と言うようです。

実際に主審と呼んでいる保護者さんもいらっしゃります。そもそも、副審などいないので、正式には球審ですね。でも、周りが主審と呼んでいれば、空気読んで合わせてればよいかと思います。郷に入っては何とやらです。

球審さんは、キャッチャーの後ろにいる例の人ですね。

プロ野球など見ていても、よく見るので、なんとなくご存知ではないでしょうか?

球審は、まずピッチャーの投球に対して、ストライクやボールの判定をしなくてはいけません。

これが素人には難しい!初めてやった時には、ボールがどこを通過しているなんて、全く見えませんでした。

あとは、ホームベースでのプレーを判定します。ランナーがホームベースに帰ってきたときの、タッチアウトなどですね。

また、内野(ベースまで)の範囲での、フライキャッチやファールとかも、球審が判定します。

このように球審は、とても多くの判定をする役割ですので、審判の中では一番プレッシャーがかかるポジションだと思います。

それと同時にやりがいがあるポジションとも言えます。

塁審

続いて塁審です。

なんとなく、ネーミングから分かるかと思いますが、塁審さんはそれぞれの塁を担当します。

一塁審、二塁審、三塁審といったように。

塁審はそれぞれの塁でのプレーを判定します。

ランナーが塁に付くのが速いか、守備がタッチするのが速いか?といったようにです。

また、外野(ベースより外側)のフライキャッチや、一塁審と三塁審は、それぞれの外野でのファールを判定します。

塁審ごとの負担の大きさですが。どこもそれぞれ一長一短といったところだと思います。

一塁は、まずバッターが打ったら一塁に進むことになるので、判定する機会は多くなります。

そういった意味では三塁が一番機会が少ないことになるのですが、三塁は次に進めばホームに帰ることになるので、得点につながる位置になります。ですから、三塁でセーフになるかアウトになるかは結構重要であったりします。

二塁はランナーがいるとかで、ベースの外側に立つか、内側に立つかが変わってくるので、ちょっと忙しいですね。あと一塁から盗塁がよくあるので、盗塁に対する判定が多いです。

審判をするうえで準備したこと

では、実際に僕が審判をするうえで、どうだったかをお伝えします。

まず、僕自身は野球素人です。

そもそも、やったこともなければ、プロ野球にも興味がなく、野球のルールなんて、よく知りません。

ですから、まずはルールを勉強することから始めました。

この辺りは、野球経験者である保護者であれば、ある程度のルールは分かっているかと思いますが、実際に審判をするとなると、細かいところのルールといった部分で経験者でも理解できていないなんてこともあるようです。

どうやって勉強するかと言えば、僕の場合は本を読みました。

参考までに僕の読んでいた本を紹介します。

場面ごとで写真もありながらルールを説明しているため、初心者でも分かりやすかったです。

僕はこの本で、野球のルールを理解しました。

子供の野球に参加するときは、常に持ち歩いていましたね。

こちらは、審判としての動き方などを説明してくれています。

審判はセーフやアウトなどの判定を声だけでなく動きでも表現しないといけません。

ルールが分かっても、審判の動き方が分かっていないと審判できなですからね。

このように、全くの素人である僕は、まずは勉強してルールや審判の動きを理解することから始めました。

ルールを全て覚えようなんて無理な話で、少しずつやりながら、疑問に思ったことを復習していけば、いろいろな場面ごとにどういった判定になるのかが理解できていくと思います。

まずは、チーム内での紅白戦や練習試合で審判の練習をしながら、理解していくのが早いかなと思います。

おかげさまで、素人でファールってどこ?みたいな感じだった僕も、子供が高学年になった頃には、監督から「あそこのプレーはどうなる?」といったようにルールについて質問を受けるような立場になりました。いやあ、やればできるものですね。

あと、準備したものと言えば、インジゲーターというものがあります。

未経験者には何のこっちゃ?ですよね。経験者も正式名称は知らない場合があるようです。

こちらがインジゲーターです。

審判が持っていて、ストライク、ボールやアウトの数を数える道具となります。

周りの保護者は「カチカチ」と呼んでいました。ダイヤルを回して数をカウントするのですが、回す時にカチカチ音が鳴るんですね。

さすがに頭でストライクやボールの数を覚えておくのは難しいので、こちらを使って数えています。審判はこれを常に左手に持ってカウントしている感じですね。

チームで持っている場合もあるかと思いますので、自分で用意する必要はないかもしれません。

あとは球審であれば、マスクやプロテクターでボールから自分の体を防御しなくてはいけませんが、プロテクターはチームで用意してあるのではないでしょうか?自分で買う事はないかと思います。

少年野球であれば、ほとんどが軟式野球になりますので、さすがにマスクは必須ですが、体のプロテクターまではしない場合もあるかもしれません。しかし、しておくほうを僕はお勧めします。

ついつい、避けようと反射的にしてしまうと正確な判定が難しいんですよね。小学生でも6年生であれば、速い子は100km/hを超えるボールを投げてきますので、ちょっと痛いですよ。

野球チーム
野球チーム

審判をするうえでの心構え

さて準備は万端でしょうか?

では実際に審判をするうえで気を付けたほうが良いことなどを僕の実体験から感じたことを説明します。

大きな声ではっきりと

判定をするうえで、ジェスチャであったり声で表現をするのですが、

「アウト」とか「セーフ」とか

正式には「ヒズアウト」らしいです。「He is Out」ですね。野球はアメリカから来ていますので、審判のコールも英語になっています。まあ、この辺も周りの雰囲気に合わせれば良いかと。

こういった声であったり、動作をするときに、はっきりと大きな声でやることが大切です。

理由はまず、周りにはっきりと分かるようにしないといけないということですね。

また、微妙な判定の時に、自信満々ではっきりと大声で言っているほうが、信じてもらえます。

審判が微妙な感じで、首をかしげたりしていると、選手も判定が正しいのか不安になりますよね。

堂々としていれば、周りも「はっきり言っているから正しいのだろう」と思ってくれます。

見ていないプレーを判定しない

意外とやってしまいがちなのが、これです。

見ていなかったのに、周りの雰囲気に呑まれて、つい「セーフ」とか言ってしまいます。

実は塁審が自分の塁を見れない場面があるんですよね。

外野のフライを塁審が追って行った時です。

説明したとおり、外野のフライは塁審が判定します。その時に、塁審はボールを追って行くわけです。

そうなるとベースに背を向けることになりますので、そのベースでの判定は他の審判がすることになります。

他の審判との連携がうまくいっていないときに、見ていないベースでのプレーの判定を求められた時に、勢いでつい判定をしてしまうことがあります。

これはいけませんね。見ていないのだから判定しようがありません。

こういう時はタイムをとって、審判同士で話し合うべきですね。

本気でやる

そして一番大切なのは、審判も本気でやるということです。

プレーしている子供たちは本気で野球をしています。

審判がいい加減な気持ちでやっていると失礼ですよね。

正直、僕も初めは嫌々でした。野球なんてルールも知らないし、なんで僕が審判しなくちゃいけないの?といった感じです。

でも、グラウンドで一生懸命やっている我が子や、他の子供たちを見ていると、子供たちの一生懸命な気持ちに応えてあげたくなってきます。

たまにマナーの悪い監督や保護者からの野次を浴びせられたりしますが、まあそれは一部のマナーの悪い輩だけですので気にしない。

それよりも、審判をしていると子供たちから感謝をされます。その喜びの方が勝りますね。

大人が本気でやっていると、子供たちにも伝わるものです。

球審のコツ

やはり審判をするうえで、一番負担が大きいのは球審です。

素人がコツなんて、大したことは言えないのですが、自分なりにやってみてこういうことかなって感じたことをお伝えします。

まず、ぜひとも球審をやってみていただきたいと思います。

確かに負担は大きいと思いますが、その分、やりがいも大きいです。

そして、球審をやれば、塁審をするときの気持ちが楽になります。球審をすることを思えば余裕って感じです。

そして、僕が球審をうるうえで一番悩むところがストライクの判定です。

ストライクゾーンはルールを勉強していただければと思いますが、キャッチャーの後ろでボールがストライクゾーンを通過しているかを見るのが難しい!

初めのころは、全くボールがどこを通過しているかなんて分かりませんでした。

ど真ん中のボールを「ボール」と言って、キャッチャーから「え!?」っていうリアクションをされたこともあります。

まず、よく言われていることなのですが、ボールを目で追う時は、頭を動かさないことです。

目線だけを動かしてボールを追います。

こうすることで、ボールの軌道が目で追えることになります。

あとはキャッチャーのキャッチした位置からボールの軌道を逆算してストライクゾーンを通過しているかイメージする感じでしょうか?

キャッチャーはよく際どいボールはキャッチした後でミットを内側に動かして、ストライクに見せようとしますので、要注意です。まあ、逆に動かしているってことはキャッチャーはボールと思っているということです。

そして低めのボールが分かりづらいですね。低めのボールは自分の目線から距離があるので、位置関係が分かりにくいです。

僕の場合はキャッチャーの膝との位置関係で高さを判断しています。キャッチャーの膝元まで来るような低いのはボールだろうと。

変化球などで落ちるボールの場合は違いますが。これも軌道を逆算してストライクゾーンを通過しているか判断する感じです。

あとはキャッチャーが構えている時点で、どの位置で構えているかを意識します。ストライクゾーンで構えているのか、ボール球を狙っているのか?

構えている位置にそのままボールが来れば、キャッチャーとしては意図したボールですので、判定が違うと、「あれ?」と思われてしまいます。

逆に構えている位置からボールがコントロールを外れてくる場合は、ボールの可能性が高いですし、キャッチャーの心理としてもボールと言われても違和感はないはずです。

と、いろいろお伝えしましたが、結局習うより慣れよだと思います。

やってみて感覚を養うのが一番かなと。

そしてストライク・ボールの判定にそこまでシビアにならなくても良いかとは思います。

プロ野球の審判でも、「あれ?」って言われていることもありますので、素人審判なんて完璧にやろうなんて無理な話です。

ただ、あまりにもストライクゾーンがぶれぶれだと選手が戸惑いますので、そこはしっかりと自分なりの基準を持ってやれば良いかと思います。

ぜひ恐れずに、子供たちのためだと思って、積極的に審判をしてみていただければと思います。

最後までご覧いただきありがとうございます。