絵本の読み聞かせが子供に与える効果!子供とよく遊ぶ父親が考える読み聞かせによるメリット

図書館

子供の幼児期における、親子の遊びとして、絵本の読み聞かせがあります。

子供は絵本が大好きで、お気に入りの絵本があれば、何度だって喜んで読み聞かせを聞いています。

僕が子供が小さい頃に、読み聞かせをたくさんしてきたことで、子供に対してどんな効果があったのか?読み聞かせをしていてよかったと思えたことを紹介します。

絵本の読み聞かせをしたこと得られた効果

言葉を発するようになるのが早い

僕には2人の子供がいるのですが、子供が生まれてからは子供との時間を大切にしたいと考え、子供がまだ文字が読めないような小さい頃から絵本の読み聞かせを行っていました。

子供がだんだんと大きくなってからも、読み聞かせは継続して行っていましたので、他の子供たちと比較すると長い時間を絵本の読み聞かせに費やしていたと思います。

その結果、周囲で絵本の読み聞かせをあまりしていないという親の子供と比べると、まず言語を発するようになるのが早かったように感じました。

これは僕の子供2人ともでした。

自分が子育てをしていると、自分の子供のことしか目に入らないので、よく分かっていなかったのですが、検診のときにも、平均的よりも早く言葉を発するようになっていました。

そして、改めて他の子供で、読み聞かせをしてもらっていない子供と接したときに、とっくに自分の子供が言葉をしゃべるようになった年齢を過ぎていても、まだ言葉を話していないということがありました。

当然、読み聞かせだけが原因とは、はっきりとは分かりませんが、言葉を発するようになるのが遅い子供の親から話を聞くと、読み聞かせはあまりしていないということでした。

集中力が高くなる

僕の子供たちは集中力が高いと感じます。あることをやり始めると、遊びでも勉強でも集中して、他の事が見えなくなってしまいます。

おかげで話が全然聞こえていないときがありますが。

例えば、読書をするときでも、集中して、読み始めたら終わらないようなことがあります。

小さい頃は、なかなか落ち着いて行動するなんてことはできないものだと思います。

一緒に買い物に行けば、他を走り回ってみたり、車に乗る時にチャイルドシートに乗せようとすると、騒いで乗ろうとしないなんて子供もよく見かけます。

一方で、僕の子供はそんな事はありません。買い物の時も当然騒ぎませんし、チャイルドシートにも大人しく乗っています。

お買い物や、自動車に乗る時というのは、子供にとって楽しい時間ではないかもしれません。だからこそ、そこに集中することができるかどうか?

それによって、集中して親と一緒に行動できるかが決まってきます。

辞書を読む少女

絵本の読み聞かせが子供に効果のある理由

では、どうして、読み聞かせをすることで、言語を発することが早くなって、集中力が高く育つのでしょうか?

インプットとアウトプット

言語学習において、重要な事はインプットとアウトプットを行う事です。

どういうことか?

例えば皆さんが英語学習をしていることを想像してみてください。

ただ本や辞書を調べて、英単語を覚えるだけでは、しゃべれるようにはなりません。これはインプットだけになっているからです。

実際に英語を話してみること。アウトプットが大切です。

絵本の読み聞かせはどうでしょうか?

絵本を読んであげて、それを子供が聞いているのでインプットだけだと思うかもしれません。しかし、親が一緒に絵本を見ながら、読み聞かせてあげることで、子供は自然と親の言葉を繰り返して発音するようになっていきます。小さい頃は、まずは親の真似をさせるだけでいいのです。

これは、親子で会話をするコミュニケーションでも一緒なのですが、絵本の読み聞かせは、親子の言葉のコミュニケーションになります。

絵本のいいところは、自然とたくさんの言葉を子供に聞かせてあげることになることです。普通に会話をしようとしても、これだけの語数を話しかけることは難しいと思います。

絵本であれば、苦も無く言葉を聞かせてあげることができます。

そして、内容を説明するための絵も見ることになりますので、視覚から、聴覚から、同時に刺激を受け取ることになります。

自然とインプットとアウトプットの量をこなすことができる。これが絵本の読み聞かせによって、言語学習の効果を高めることができる要因だと思います。

ひとつの絵本をじっと聞いている

絵本を読み聞かせるときに、子供はどうやって聞いていますか?

読み終わるまで、じっとして聞いていることが多いのではないでしょうか?

ひとつのお話が始まり、そして終わるまで、きちんと集中して聞けている。子供の集中力は素晴らしいですね。

こうして、小さい頃から、何かが始まり、終わるまでという一連の繋がりのなかで、集中することを体験することにより、集中力が鍛えられていると感じます。

そして、大きくなるにつれて、絵本の内容も難しく、文字数が多く、話が長くなっていきます。それでも小さい頃から絵本の読み聞かせをしていあげていれば、楽しんで読み聞かせを聞いてくれます。

そして、この時でいえば、絵本の話を最後まで集中して聞くことで、集中力が身に付いていると言えます。

絵本の読み聞かせは子供の成長にとって良い

ということで、絵本の読み聞かせをたくさんしてあげることで、子供の成長に効果があると言えるのではないでしょうか?

絵本の読み聞かせを何度もしてあげることは、親子のコミュニケーションとしても良いことです。コミュニケーションを取ることで、子供は刺激を受けて、脳が発達していきます。

そして、親子間の関係性も築けていきます。これは、小さい頃からちゃんと育んでいきたいものです。そうすることで、子供が大きくなってからも良好な親子関係を築くことができるはずです。

ぜひ、いろいろな本を読んであげてください。お気に入りの本があれば、何度でも繰り返して読んであげればいいんです。

子供が気の済むまで、何度だって読み聞かせてあげてください。

子供が興味を持ってくれているのであれば、絶好の機会です。子供の脳が、言葉を欲しているのです。たくさん読み聞かせてあげるチャンスです。

僕も絵本を読み聞かせるときは、子供が気の済むまで読んであげるようにしています。僕たち大人であれば、一回読んだら飽きてしまうと思ってしまいますが、子供の集中力には驚かされます。

繰り返し、継続して読み聞かせることで、子供の脳は、インプットにより、言語を定着させていきます。そして、アウトプットで一気に吐き出すのです。

当然、言葉を話すようになってからも、絵本の読み聞かせは続けてあげてください。文字が読めるようになれば、さらに目で文字を見て、耳で聞いてということになります。様々な五感が刺激されることになります。脳の発達にはとても良い環境だと思います。

ですから、絵本の読み聞かせは子供が嫌がるまでは続けるべきだと思います。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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