親が汚い言葉遣いだと子供も真似をして汚い言葉遣いになってしまうので丁寧な言葉を遣いたい

たまに小さい子供なのに、言葉遣いが汚い子供がいて、びっくりすることがあります。

どこで、そんな言葉を覚えてきたんだ？って思いますが、影響が大きいのは普段から一緒に暮らしている親である場合が多いのではないでしょうか？

子供が丁寧な言葉を遣えるように、親も普段から丁寧な言葉遣いをするように気を付けたいですね。

子供なのに言葉遣いが汚い

小さい子供。幼児とかの小学校入学前の子供でも、時々、汚い言葉遣いをしている子供を見かけることがあります。

子供は、生まれた時は、まだ言葉を話すことはできなくて、だんだんと学習して、言葉を話せるようになっていきます。

当たり前のことですが、子供は学んだ言葉しか話すことができません。

酷い悪口や、人を蔑む言葉であっても、それは、どこかで学んでなければ話すことはできません。

そういった言葉を遣うということは、そういった言葉を学ぶ機会があったということです。

では、子供たちは、いったいどこで、どのようにして言葉を学んでいるのでしょうか？

子供が言葉を学習するところ

子供は生まれてから、親に育てられる場合が多いかと思います。

育てていくなかで、コミュニケーションで、親は子供に対して、いろいろな言葉を話しかけます。

生まれたての赤ちゃんは、当然、まだ話すことはできないので、親の語りかけに対して、言葉を返したり、言葉のキャッチボールをしたりすることはできません。

しかし、親の言葉を繰り返し聞くことで、子供は言葉を脳に蓄積していきます。

そして、やがて、言葉を発するようになっていきます。

子供が小さいうちは、このように親からの言葉を学習して、自分の言葉として会得していく機会が多いのではないでしょうか？

そうであれば、親の話し言葉というものは、子供の言葉遣いに対して、大きな影響があるということになります。

子供が大きくなるにつれて、そのコミュニケーションの場が広がることで、子供が言葉を学習する範囲が広がっていきます。

友達との会話であったり、親戚であったり、学校やこども園の先生であったり、時にはテレビや漫画の言葉遣いであったり、成長と共に子供が言葉を学ぶ場が増えていきます。

子供が小さいうちは親の影響が大きい

小さい子供が、汚い言葉遣いをしている時に、その親とのやり取りを聞いていると、親の言葉遣いが汚い場合が多くあります。

当然、それが全てではありませんが、親が子供に対して、罵ったりといった汚い言葉を遣っているときには、子供もそういった言葉を遣っていることが多いですね。

親が遣う言葉というものは、子供にとっては、日常的に耳にする言葉になります。

ですから、汚い言葉だとしても、その子供にとっては、それが当たり前の言葉になってしまいます。

子供は、そういった言葉を「汚い言葉」として遣っていません。日常的な言葉として遣っているのです。

逆に言えば、親が日常的に丁寧な言葉を遣っているのであれば、子供は自然に丁寧な言葉を遣うようになるということです。

もっと言えば、親が日常的に英語を遣っているのであれば、子供も英語を話すようになりますね。

さて、日常的に「汚い言葉を遣う子供」と「丁寧な言葉を遣う子供」では、どちらがいいですかね？

子供の汚い言葉遣いで親の言葉遣いがバレる

このように、親の言葉遣いが子供に対して影響する割合が多いとするのであれば、小さい子供が、年齢にそぐわない汚い言葉遣いをしているときは、親の言葉遣いが汚いのだろうと想像されることになります。

いくら、親が外では取り繕って、言葉遣いを丁寧にしていたとしても、子供の言葉遣いが汚ければ、普段、家庭では汚い言葉遣いをしていると思われてしまいます。

言葉遣いというものは、大人になって、いろいろと学習する中で、丁寧に変わっていくものです。そして、大人であれば、自分で意識することで、丁寧に変えることはできるものです。

つまり、大人になってからの言葉遣いは、育った環境や、家庭の状況には関係がないはずです。

それでも、日常的に汚い言葉遣いをしているのであれば、自らの品格を下げてしまっていることになるのではないでしょうか？

子供の言葉遣いが汚いと、親の品格を問われることになりかねません。

逆に、親が日常的に汚い言葉遣いをしていることで、子供の言葉遣いも汚くなり、子供の印象が悪くなってしまいます。

言葉遣いなんて、意識すれば、いくらでも丁寧にできるものです。

それによって、子供の印象が良くなるのであれば、意識して、変えていくべきではないでしょうか？

最後までご覧いただきありがとうございます。