自分の子供に対して「ありがとう」と言えていますか?
「ありがとう」と言うシチュエーションが無い?
本当にそうでしょうか?
僕は、自分の子供に対して些細な事でも「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えるようにしています。
どんな時にありがとうを言うのか?
では、僕が子供に対して「ありがとう」を伝えるシチュエーションを紹介したいと思います。
例えば、子供が荷物を持ってくれた時。
例えば、お風呂掃除をしてくれた時。
例えば、玄関のカギを閉めてくれた時。
例えば、肩を揉んでくれた時。
例えば、父親の事を褒めてくれた時。
例えば、おやつを分けてくれた時。
例えば、僕の頬にキスをしてくれた時。
例えば、似顔絵を描いてくれた時。
例えば、くしゃみをした僕を心配してくれた時。
例えば、お風呂でシャワーを渡してくれた時。
例えば、ゴミ出しを手伝ってくれた時。
例えば、僕の作った料理を「おいしい」と言ってくれた時。
例えば、食べ終わったお皿を流しまで運んでくれた時。
例えば、郵便受けから手紙を持って入ってくれた時。
こんな時、僕は子供に対して「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えます。
どんなことだっていいんです。
子供が何か相手の事を思ってしてくれた行動があれば、それに対しては「ありがとう」と言うようにしています。
そんな事でも言うのか?と思いますか?
実は「ありがとう」を伝えることは、コミュニケーションにおいて、とても大切な事だと思っています。
やってもらうことが当たり前ではない
子供に何かをしてもらった時に、感謝の気持ちを感じないとしたら、それはその行動を「当たり前」と思っているからです。
やってもらって当たり前。
心のどこかで、そう思っていれば、感謝の気持ちは生まれないはずですね。
でも、それって本当に当たり前のことでしょうか?
先ほど紹介したような事例は、子供にとっては、やってもやらなくても、どっちでも良いことばかりです。
それでも、親の事を考えて、あえてやってくれているわけです。
これが当たり前のことでしょうか?
相手の事を考えて、何か行動をすること。
とても思いやりのある行動だと思います。
だから、僕は「ありがとう」を伝えます。
「ありがとう」と言うことで、その行動は「当たり前」のことではなくなります。
その行動は特別なことになります。
やってもらって当たり前ではありません。
どんな事でも、感謝の気持ちを持って子供と向き合いたいものですね。
子ども達もありがとうと言えるようになる
僕が子供たちに、事あるごとに「ありがとう」と伝えているので、子供たちも、自分が何かしてもらった時には、ちゃんと「ありがとう」と言ってくれます。
コップにお茶を注いであげた時。ティッシュを渡してあげた時。ドアを開けてあげた時。
いろんな場面で、子供たちは「ありがとう」と言えるように育ってくれています。
また、子供に対して感謝の気持ちを伝えることで、率先して行動に移してくれるようになります。それは、決して見返りを求めているという事ではなくて、「ありがとう」を伝えることで、自分たちの行動が人の役に立っていると自覚できるからだと思っています。
人に感謝されるということは、人の役に立てているということです。
僕が感謝の気持ちを伝えることには、そういった意味もあります。
子供たちの行動が、誰かの役に立っている素晴らしい行動なんだと、伝えるということです。
そう、その行動は「当たり前」のことではないんだと教えてあげているのです。
だから僕は感謝の気持ちを伝えます。
ありがとうが言える事。とても素晴らしいことだと思います。
子供たちには、いろんな人から「ありがとう」と言ってもらえるような人間になってもらいたいと願っています。
そのためにも、まずは親である僕が「ありがとう」と言ってあげたいと思います。
子供にありがとうと言われた時に
逆に、子供から「ありがとう」と言われた時、僕は必ず「どういたしまして」と言うようにしています。
そのうえで、「ちゃんとありがとうが言えて偉いね」と、ありがとうと言えたことを褒めてあげるようにしています。
この「ありがとう」とちゃんと言えることは、素晴らしいことです。
先ほどの話にもあるように、大人でも、ちゃんと「ありがとう」が言えている人間は少ないものです。
むしろ、大人の方が「ありがとう」と言えていないかもしれませんね。
感謝の気持ちを伝える。
人間関係において、とても大切なことです。
ですから、僕は子供たちに、ちゃんとありがとうが言える人間であることを褒めてあげるようにしています。
子供たちを見ていれば分かるように、「ありがとう」と言われている子供は、「ありがとう」を言うようになります。
みんなが「ありがとう」と言えるようになれば、誰もが感謝の気持ちを忘れない社会ができあがります。
だから、ありがとうが言えることは素晴らしいことです。
そう、ありがとうが言えることも、決して「当たり前」のことではないのです。
子供の「当たり前」ではない行動を、ちゃんと見逃さないようにしてあげたいものですね。
そうすることで、子供たちは「ありがとう」と言えるように、「ありがとう」と言われるように育っていくと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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