忙しい子育てパパのレシピにはイタリアンをお勧めします。
その中でも、僕がよく作るプッタネスカ(娼婦風スパゲッティ)を紹介します。
イタリアンと聞くとハードルが高く感じられるかもしれませんが、スパゲッティは割とパパっと作ることができるので、忙しい子育て世代にぴったりだと思いますよ。
スパゲッティではなくて、パスタと呼んだ方が、かっこいいですし、それだけでイタリアンって感じがするので、みなさんパスタと呼んであげてください。
目次
プッタネスカってどんな料理?
そもそも、プッタネスカってなんぞや?ってことですが。
日本語では娼婦風スパゲッティっと呼ばれています。
昔々、イタリアで忙しい娼婦さんがパパっと作ったパスタが語源だそうです。まさに子育てに忙しいときにパパっと作るにはうってつけではないでしょうか?
ベースはトマトソースのパスタですね。
これに唐辛子、アンチョビ(カタクチイワシの油漬け)やオリーブで味付けしたものです。
唐辛子が入るので、ちょっとピリ辛です。辛さが食欲をそそって、夏も冬もおすすめの一品です。
子育て世代用に、子供に作る時は、唐辛子は無しで作っています。それはそれで、アンチョビの旨味が出ていて美味しいですよ。
我が家では、僕のパートナーが大好きなので、よくリクエストされます。イタリアンレストランでも定番メニューだと思います。
ちなみに、僕もパスタのなかでお気に入りメニューのひとつです。
忙しい時にプッタネスカをおすすめする理由
では、どうしてプッタネスカが、忙しい子育てママさんやパパさんにオススメするのか?
さきほど、プッタネスカのルーツでも、お伝えしたとおり、もともと忙しい時に、サッと作ったということからも想像ができるように、作り方が簡単で、早く作れるということです。
他のトマトソースのパスタを作ろうと思ったら、トマトソースを鍋でぐつぐつ煮込まないといけません。
ソースを煮込むとなると、それなりの時間が必要です。
僕がトマトソースを作る時は1時間は煮込むようにしています。
ところが、プッタネスカのソースはそんなに時間を掛けません!
それでいて、しっかりと美味しくなるんです。素晴らしい。
まさにイタリアの娼婦さんの発明ではないでしょうか?
こうして、忙しい時にも時間を掛けずに作ることができて、なおかつ美味しいという、子育て世代にうってつけのメニューなのです。
僕も困った時にはプッタネスカです。
プッタネスカの作り方
それではレシピを紹介したいと思います。
用意するもの
分量は4人分で考えています。作る人数に合わせて増減してください。
まあ、ある程度、適当でも美味しくなります。
- スパゲッティ(400g)
これが無いとスパゲッティではないですよね。子供だと、ちょっと量を減らしても良いと思います。食べられる量で調整してください。普通にスーパーで売っている1.6mmとかので良いと思います。太さは、多少違っても大丈夫です。
- トマトホール缶(2缶)
イタリアンには欠かせないトマトホール缶。イタリア産とかスペイン産が多い気がします。これもスーパーで普通に売っていると思います。缶詰なので、日持ちするので我が家では買いだめしてストックしています。トマトソース以外にもスープに使ったりもできます。ちなみに、トマトカット缶というのもありますが、酸味が強いので、ホール缶がおすすめです。4人分だと1缶でも作れると思いますが、僕はソースたっぷりが好みなので2缶使います。
- にんにく(1片)
これも、イタリアンには良く使われる材料ですね。にんにくは息が臭くなるから嫌だなんて人はイタリアには行けません。だいたいの料理で使うような気がします。まあ、パスタに使うにんにくは出汁みたいなものですから、そこまで匂いは気にならないかな。
- エクストラバージンオリーブオイル(50ml)
そうですね。イタリアンといえばオリーブ油です。エクストラバージンじゃなくてもいいかもしれませんが、あったらドレッシングにも使えますので、良いと思います。量は適当です。これくらいでいいのではないでしょうか。
- アンチョビ(3~6切れ)
缶詰とか瓶詰で売っています。カタクチイワシの油漬けです。瓶詰の方が保存に便利なのと、量が多く入っているので瓶詰を買うようにしています。好みよって量は調整してください。僕は好きなので6切れは入れるようにしています。魚の漬物なので、魚の風味がしっかりします。アンチョビのおかげで、プッタネスカは時間を掛けなくても旨味がしっかりしているのだと思います。アンチョビなんて売っていないよ!っていう人はツナ缶などで代用しても良いです。どっちもあればどっちも入れれば栄養的にも良いかな。
- オリーブ(10~15個)
これも瓶詰で売っているかと思いますが、スライスしたパックなんかも売っていますね。種付きだったり種なしだったりも違いがありますが、まあ、どれでもいいです。黒と緑がありますが、それもどれでもいいです。どっちもあればいいですけど、日本人はあまり料理で使う機会が少ないので色違いで買っても余らせてしまうと思うので、どっちかだけでいいのではないでしょうか?オリーブを入れることで酸味がプラスされます。
- 唐辛子(1~2片)
これも好みでどうぞ。辛いのが好きな人は量を増やしても構いません。子供用に作る時は、入れなくても大丈夫です。
- 粉チーズ(好みで)
これも、スーパーで売っている粉チーズでOKですが、パルミジャーノチーズっていう固まりのチーズを買うことができたら、それを買ってきて、すりおろして振りかけると、断然香りが違います。ぜひ、おすすめです。
作り方
下ごしらえ
下ごしらえと言っても、下ごしらえするものがあまりありません。
にんにくは包丁の腹とかで潰して、皮を取っておいておきます。
オリーブはスライスしておきます。(種付きの場合は、種を取っておきます。)
唐辛子を使う場合は、2つに切って中の種を取り除いておきます。
にんにくを炒める
フライパンに潰したにんにくとオリーブオイルを入れて、弱火で温めます。
弱火でじっくりと火にかけて、にんにくの香りがするまで炒めます。
にんにくが茶色っぽく色づいてきたら、いったん火を止めます。
にんにくは焦がさないようにしてください。
唐辛子を入れる
火を止めたフライパンに、唐辛子を入れてオリーブオイルと絡めます。
子供用に唐辛子を入れない場合は、この行程は飛ばしてください。
ちなみに僕は子供用と大人用を別で作る時に、ここで温めたオリーブオイルを別容器に少し取っておいて、その中で唐辛子を温めておきます。そして、最後に大人用のパスタソースにだけ、唐辛子入りのオリーブオイルを混ぜるようにしていました。
これで、大人用はピリ辛のプッタネスカができます。
ホールトマトを煮込む
フライパンに再び弱火で火を付けて、アンチョビを半分ほど入れます。そしてホールトマトを手で潰しながら入れていきます。トマトを入れたら、火を中火にして煮込みます。トマトがぐつぐつ煮立ってきたら、火を弱めて、表面がボコボコするくらいにして煮込みます。
アンチョビは炒めたら、崩れていくので、そのまま入れて大丈夫です。ホールトマトを入れる時は手で握りつぶすようにして、できるだけ小さくして入れるようにしてください。固まりがあると食感が良くないです。
スパゲッティを茹でる
たっぷりのお湯を沸騰させた鍋にスパゲッティを入れて、茹でます。茹でる時は鍋は中火くらいで構いません。ぐつぐつして鍋の中でパスタが踊るくらいにする必要はありません。ただ、茹で初め1分くらいはスパゲッティを混ぜながら茹でてください。麺が引っ付くのを防ぐためです。
茹で時間はスパゲッティに表示されている1~1分半くらい短くしてください。
プッタネスカのソースを仕上げる
ソースを煮込んだら、残りのアンチョビとオリーブを入れて、さらに煮込みます。
パスタが茹で上がったら、フライパンにパスタを加えて、ソースと混ぜ合わせます。この時のフライパンは火を止めるか、ごく弱火にしておきます。
しっかりパスタとソースが絡んだら、お皿に盛りつけて、粉チーズを好みで振りかけます。
あっという間に、美味しいプッタネスカの出来上がり!
プッタネスカは忙しい親におすすめ
どうでしょうか?
意外と簡単にできそうではないですか?
ぜひ、チャレンジしてみてください。
簡単にできるのに、誰かに「プッタネスカ作ったんだ」って言ったら、なんかおしゃれに思われるので、お得な料理です。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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