洗濯用洗剤に何を使っていますか?
何となく、洗濯石鹸が肌にも優しいし、環境にも良さそうだけど?
洗濯石鹼って、使いにくいようなイメージがありませんか?
肌が弱い子供がいる我が家で、実際に洗濯石鹸を使っているので、使用感とおすすめしたい理由をお伝えします。
目次
洗濯石鹸とは?
そもそも、洗濯石鹼とは何ぞや?ということですが。
まあ、説明するまでもないのかもしれませんが、その名のとおり、洗濯するための石鹸です。
みなさんは洗濯するときには、どういった洗剤を使用していますか?
いわゆる合成洗剤の場合がほとんどではないでしょうか?
粉末、液体、最近ではジェルなんてものも販売されていますね。
合成洗剤は、科学的に石油などから原料を合成して作られた洗剤です。店舗で売られている洗濯用洗剤のほとんどは合成洗剤です。
商品パッケージの品名を確認すれば、合成洗剤と書かれています。
それに対して、洗濯石鹸は、その名のとおり石鹸からできています。
みなさんが手を洗う時などに使うあの石鹸ですね。
最近ではハンドソープなど、石鹸ではなく合成洗剤で手を洗うことも多いかもしれませんが。
洗濯石鹸は、粉石けんと言って、石鹸を粉末状にしたものと、液体石けんと言って、石鹸をあらかじめ水で溶かした状態にしてあるものがあります。
洗浄力を考えると、粉石けんがおすすめですが、合成洗剤と違って、水に溶けにくいという性質があり、慣れないと使いにくい面もありますので、使いやすさでは液体石けんが良いと思います。
洗濯石鹸は肌に優しい?
石鹸と聞くと、なんとなく肌に優しいというイメージがあるかと思います。
天然成分で作られているので、洗いあがりが優しい。だとか。
逆に合成洗剤と比べて、洗浄力が弱いのではないか?なんてイメージがありませんか?
実は、以外にも石鹸の洗浄力は高いのです。
逆に洗浄力が高すぎて、肌には刺激が強いのではないか?なんて思うかもしれません。
石鹸が肌に優しいのは、石鹸以外に不要な成分が含まれていないからと言われています。
自然の成分だけで作られている、石鹸であれば、肌に触れる衣類を洗うのにも安心して使用できますね。
合成洗剤だと、洗い残しが気になります。科学物質が衣類に残って、それを身につけると考えると、ちょっと抵抗があります。
体を洗う、ボディソープなども、当然肌に優しいものを使いたいものですが、洗濯石鹸も体に身につける衣類を洗うものと考えると、実際に子供たちの肌に関係してくるものだと思います。
洗濯洗剤も、肌に優しいものにこだわりたいものです。
洗濯石鹼は環境に優しい?
さらに石鹸には環境にも優しいイメージがあるかと思います。
自然の成分からできているものだから、きっと環境に良いに違いない。なんて、なんとなく環境に良いのだろうななんて思っていませんか?
実際に、石鹸は天然の成分からできているので、生分解性が高く、排水として流された後に、短期間で自然に還ります。
これが、合成洗剤だと、期間が過ぎても残留しているのですが、石鹸は微生物などに分解されて、短期間で自然に還るため、環境に優しいと言えます。
人間にも優しく、環境にも優しい。
なんだか、いいことしか無いように思いますね。
我が家が洗濯石鹸にした理由
こんな、いいことだらけの洗濯石鹸ですので、使わない理由は無い。なんて感じで我が家でも毎日使用しております。
利用するようになった動機は、まずは子供が産まれたことで、赤ちゃんの肌着などを洗うために、肌に優しいものを使いたいと思ったこと。
そして、元々、環境問題に対しても関心があったので、より環境に良いものを利用したいと思ったからです。
子供たちの将来の為に、環境を守ることも親としての務めだと思います。
そんなこんなで、洗濯石鹸を利用するようになりました。
最初は、使いやすい液体石けんを利用していたのですが、やはり洗浄力としては劣るので、粉石けんも利用するようになりました。
その後、洗濯機をドラム式に買い替えたということもあり、しばらく洗濯石鹸の利用を止めていました。
ドラム式洗濯機は基本的に粉石けん利用不可となっている機種が多いと思います。
しかし、子供が成長するにつれて、子供がアレルギー体質で、アトピーで肌荒れを起こすことが多くなってしまいました。
そこで、改めて子供の肌に優しい生活を考える中で、その一つとして、肌に触れる衣類を洗う洗剤を見直すことにしました。
そして、洗濯石鹸を再度、利用するようになりました。
子供の肌荒れも改善された
洗濯石鹸を利用するようになって、子供の肌荒れも改善されてきているように感じます。
肌荒れの要素は、様々ですので、それだけが理由だとは思いませんが。
体を洗うボディソープであったり、食生活であったり、ふろ上がりの保湿であったり、他にもいろいろと気を付けていることはありますが、説明させていただいたように、お風呂に入っている時以外は、基本的に衣類を肌に身につけているわけです。
そう考えれば、衣類を洗う洗剤も、肌の保護のためには、とても重要なことだと思っています。
少なくとも、僕はそう考えたので、改めて、洗濯石鹸を利用するようにしました。
今のところは、この決断は子供の肌にとって正解だったと感じています。
ドラム式洗濯機でも洗濯石鹸は使えるのか?
さて、先ほどもお伝えしたとおり、洗濯石鹸を諦めていた理由の一つは、洗濯機をドラム式に替えたことです。
ドラム式は使用する水量が少ないため、粉石けんが溶けにくいということや、石鹸カスが残ってしまうことなどから、ドラム式洗濯機では使用不可となっている機種が多いかと思います。
少なくとも、我が家の洗濯機は使用不可となっていました。ちなみに液体石けんは問題なく利用できますので、心配な方は液体石けんを利用すればよいかと思います。
しかし、石鹼メーカーや、粉石けんのパッケージにはドラム式洗濯機でも利用できるとの表示があります。
果たして、実際には利用できるのでしょうか?
すでに、冒頭からお伝えしているとおり、我が家では毎日のようにドラム式洗濯機で粉石けんを利用していますし、今のところ問題は起きていません。
しかし、合成洗剤と違って、利用するときに気を付けるポイントもありますので、少し紹介したいと思います。
粉石けんは溶けにくい
合成洗剤と違って、粉石けんは水に溶けにくいです。
そして、水に溶ける過程でゼリー状になるため、通常の洗剤のように、ドラム式洗濯機の洗剤投入口に入れてしまうと、そこで石鹸が詰まってしまう場合があります。
粉石けんを使う時は、洗濯槽に直接入れましょう。
そして、石鹸は水温が低いと溶けにくいので、冬などで、水温が低い時は予め少量のぬるま湯で溶かしておいて洗濯槽に入れるなどすれば安心です。
ちなみに、我が家では事前に溶かすなんて面倒なことはしていません。粉が溶けやすいように、洗濯槽に入れる時はできるだけ散らかるように振りまいています。そして、衣類を洗濯機に入れる前の段階で、洗濯槽に粉石けんを振りまくようにしています。衣類の上にかけると、衣類の中で固まってしまうことがあるんですよね。
我が家のパナソニックさんのドラム式洗濯機は洗濯水を温めて高温で洗うような機能があります。これを併用すれば、冬だろうと、洗濯水が温まって、より確実に粉石けんが溶けることになります。
分量がシビア
粉石けんは、合成洗剤と違って、分量がシビアです。
少ないと全く泡立たないし、多すぎると泡立ちすぎて洗濯槽が泡まみれになっています。
ちなみに、石鹸は泡立っている状態がきちんと洗浄力が出ている状態なので、少し泡立つくらいの分量がベストです。
これは、洗濯物の量であったり、汚れ具合で変わってきますので、慣れないうちは少しずつ様子を見ながら石鹸を足していくようにすれば良いかと思います。
こういった継ぎ足しのときは、液体石けんを使うというのも、方法としてはやりやすいかなと思います。
継ぎ足しの粉石けんは溶け残りが気になるかもです。
これも、使っていくうちに慣れてくるとは思います。
あまり泡立ち過ぎると、ドラム式のたたき洗いという特徴から、泡でたたき洗いの衝撃が吸収されて洗いが弱くなりそうかなって思います。
逆に、全然泡立っていないと、洗浄力が足りていないってことですし。
ドラム式洗濯機でも粉石けんは問題なく使えている
このような注意点もありますが、我が家では特に問題なく、粉石けんをドラム式洗濯機でも使えています。
洗浄力も満足ですし、子供の肌にも良い結果が出ています。
注意点とは書きましたが、そこまで気にせずに使えていますし、今のところ洗濯機がトラブルになっていることもありません。
パナソニックさんの機種が良いのかな?いろいろな家電でお世話になっており、とても好きなメーカーさんです。トラブルが少ないし、トラブルになった時の対応が紙対応で助かります。
ご自身の洗濯機で使用する場合は、あくまで自己責任でお願いします。
僕が利用している粉石けんです。
まずは、液体石けんで試してみるのも、おすすめです。僕も洗濯物によって使い分けています。そこまで洗浄力を求めない時はこちらでも良いと思います。
子供の肌荒れに悩んでいるかたは、洗濯洗剤から変えてみることも考えてみてはいかがでしょうか?
また、環境に関心がある方も、できることから環境保護に取り組んでみませんか?
最後までご覧いただきありがとうございます。
布おむつか紙おむつか?どちらも使ってみたのでそれぞれのメリットを比較してみた