僕の両親はヘビースモーカーでした。
両親ともです。
そして、僕が親になってから感じること。
それは、子供にとって、タバコの煙は害でしかないということです。
もし、あなたが喫煙をしていて、子供がいるのであれば、子供の近くではぜひとも喫煙を控えて欲しいと思います。
僕の両親はヘビースモーカーでした
僕の父親も母親も喫煙をしていました。
子供の頃は、リビングがタバコの煙で煙たかったです。
まるで、スモークを焚いているような家の中でした。
実家の壁紙はタバコのヤニで黄色く変色していました。
僕はタバコの煙が嫌いでした。
煙たくて、臭くて、気分が悪いと感じました。
僕は子供心に、自分が大人になっても絶対にタバコは吸わないと誓いました。
そして、その通りに育った僕は、全く喫煙はしたことがありませんし、タバコを吸いたいなんて思ったこともありません。
ある意味、これは両親に感謝しています。両親がヘビースモーカーだったおかげでタバコに対する嫌悪感が醸造されたため、僕がタバコを嫌う人間に育つことができましたので。
タバコは百害あって一利なしです。
僕が若い頃は、まだタバコを吸うことがカッコいいなんていうイメージがあったのではないかと思います。
しかし、僕にしてみれば、タバコを吸わないほうがカッコいいと思います。
ちゃんと、何が大切で、何が自分にとって害になるのかを考えて行動できるということですからね。
煙草の健康への影響を考えてみる
子供ができたことで、タバコの健康に対する影響について、より学ぶ機会ができました。
タバコの煙の主流煙よりも副流煙の方が有害物質が多く含まれていることは、よく言われていることですね。
主流煙とは喫煙する人が吸う煙の事で、副流煙とはタバコから立ち上げる煙のことです。喫煙する人が吸う主流煙より、喫煙者の近くにいて副流煙を吸う人の方が害が大きいという不条理なことになるわけです。
また、妊娠中の喫煙は、胎児に影響します。早産や流産の確率が増えるほかに、胎児の脳に影響するとも言われています。
生まれた後も母親が喫煙していれば母乳にニコチンが含まれて、赤ちゃんにも影響を及ぼします。
僕のように、子供が親の喫煙で有害な副流煙を吸うということもあります。
このように、育児について学ぶと、喫煙がどれだけ子供にとって良くない事かを知ることになりました。
改めて、自分の親が子供に対して良くない事をしていたのだと知ることになります。
僕の親もそうですが、妊娠しているにも関わらず喫煙をやめない母親を見ると、なんとも言えない残念な気持ちになります。
子供がいても、平気で喫煙をしている親を見ると、その子供がかわいそうで仕方ありません。
親の影響で、子供に健康被害が出たとしたら、その子供は自分の親に対してどう感じるでしょうか?
親のせいで、肺がんになったとしたら?
タバコは簡単には止められない
僕は喫煙の経験がありません。
だから、喫煙者の気持ちは分かりません。
しかし、タバコにはニコチンという依存性のある物質が含まれています。ですから、喫煙者というのは、ニコチン依存症という、いわゆる病気になってしまっているわけです。
止めたくても、止められないという症状です。
依存症ですから、簡単に止めることはできないのだろうとは思います。
そう考えると、タバコというものがいかに恐ろしい物質かということが分かります。
ですから、喫煙をしていた大人が、いざ親になった時に、では親になったので禁煙しようとしても簡単には止めることができないということです。
それが依存症というものです。
ですから、僕が考える解決法は
「親になる可能性のある人間は喫煙をするな」
ということです。
喫煙をするから、依存症になるわけです。
初めから喫煙をしてなければ、依存症に悩まされることなんてありませんよね。
当然ですが、僕も喫煙をしたことがないので、タバコを吸いたくて仕方ないなんて感情はありません。
しかし、残念なことに自分が若い頃に、そこまで考えが至らないのだと思います。
20代の頃に、自分は将来、子供を授かるようになるのだと、思い描けていないのだと思います。
だから、考えもなく、その時の雰囲気や、流れに流されて、喫煙を始めてしまい、依存症になって、子供を授かることになった時には、すでに遅し。
止めるに止められないという状態です。
若気の至りと言えば、聞こえは良いかもしれませんが、ただ未来を見越して想像する能力が足りていないだけです。
これから、将来子供が欲しいと思っている若者たち、欲しいと思ってはいなくても、絶対に子供なんて作らないと自分に誓いを立てている人以外は、ぜひ将来を考えて、自分にとって何が大切かを考えて行動するようにしてほしいと思います。
未来を想像できない人間になるのではなく、きちんと将来を見越して、先を読んで自分の行動を決めてみてください。
タバコは吸わない人間がカッコいい
だから、僕はタバコを吸わない人間の方がカッコいいと思っています。
自分にとって、何が大切かをちゃんと考えて行動できる人間だからです。
自分の将来の可能性を予想して、先の世代の事まで考えることができる人間だからです。
それは、自分のためであると同時に、将来生まれてくる自分の子供たちのためでもあるのです。
まだ見ぬ子供たちのために、今行動に移すことができる。
なんて、カッコいいことなんだと思いませんか?
しかし、僕が喫煙をしない親であることに、一つだけ懸念があるとすれば、僕は両親がヘビースモーカーだったおかげで(?)タバコを嫌悪することができたということです。
両親が反面教師となって、僕は喫煙をすることがなかったのです。
子供の頃から、身を持ってタバコの害を感じることができたからです。
ですから、両親とも喫煙をしない僕の子供たちが、タバコというものに興味を持つようになったらどうしよう?という不安はあります。
しかし、親としてできることは、きちんと正しい知識を伝えることです。タバコの健康への影響。どんな害があるのか?
僕の子供たちで言えば、今のところ、先ほどお伝えしたような不安は杞憂になっているようです。子供たちはしっかりと、健康を害する喫煙に対する否定的な気持ちを持ってくれているようです。
喫煙だけではなく、親になることで、いろいろと我慢をしなくてはいけない、我慢をしたほうがよいことが増えてきます。
それを犠牲と思うか?
子供のための良い行いと思うか?
それが、子育てを楽しむためのボーダーラインなのではないでしょうか?
ぜひとも我慢を楽しむ子育てを心掛けてみてください。
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