子供より自分が大事な父親になっていませんか?親になったのなら子供を優先すべき

カップケーキ

僕には子供が2人いますが、子供ができてからは、自分よりも子供を優先した生活を送っています。子供を持つ親にとってみれば、当然のことかもしれませんが、なかには、子供よりも自分を大事にする父親(母親)もいるということを聞きます。

どうして、子供より自分を優先するのでしょうか?

そして、そういった父親に対して、どのようにすれば子供を優先してくれるようになるのでしょうか?

子供より自分が大事な父親を注意しても逆効果

子供より自分が大事な父親とはどういった人のことをいうのでしょうか?

僕の周りで、見たり聞いたりするのは

  • 子供が「一緒に遊ぼう」と言ってきても、スマホゲームをして遊んであげない。
  • 子供の世話(おむつ交換・お風呂など)を全て妻に任せっきり。
  • 休日は子供と一緒に過ごすよりも自分の趣味を優先する。
  • 自分のお菓子や食べ物を子供に分けてあげない。

といったような父親です。

自分のことばかりを優先して、子供のためだとか、子供が喜ぶことなんて考えていないようですね。

このような父親は、なぜ子供を授かることにしたのか意味不明ですが、自分が楽しむことが一番なのでしょうね。

こういった父親に対して、母親は腹が立つことかと思います。

しかし、こういった父親に対して、頭ごなしに叱りつけても、あまり効果はありません。むしろ逆に不機嫌になって、逆効果になる場合もあります。

男というものは幼稚なものです。プライドを傷つけられると、ふてくされて、収拾がつかなくなってしまいます。面倒くさいですね。

押してダメなら、引いてみる

では、どうすれば良いのでしょうか?

男は幼稚で単純です。褒めてあげれば、調子に乗ってやってくれる場合があります。

まずは下手にお願いしてみましょう。

「子供と一緒に遊んでくれたら、嬉しいな」「○○ちゃんもパパと一緒に遊びたがっているみたいだよ」といったように、心にもないことだとしても、おだてて木に登ってもらいましょう。

そして、調子に乗って、こちらの要求をのんでくれたら、さらに褒めたたえます。

「ありがとう。助かった」「○○ちゃんも喜んでいるね」

こういったことを繰り返すうちに、単純な男は、その気になって、だんだんと家事・育児に関わるようになってくれます。

少しずつ父親を育児や家事に関わらせるようにしていって、やがて日常になっていきます。

テレビゲーム

子供より自分を大事にする父親は子供にとっても悪影響

子供よりも自分を大事にする父親は、母親の負担が増えることだけではなくて、子供自身にも悪い影響を与えると考えられます。

まずは、子供のことを考えてくれていないと感じるでしょう。

何をするにしても、父親自身を優先して、子供たちのことは後回し(というか回ってこないのだと思いますが)にしていると、子供は「自分のことは、どうでもいいんだ」と感じてしまいます。

子供が話しかけても、父親に無視をされると、どんな気持ちでしょうか?

そもそも、親として子供には「ちゃんと返事をしなさい」としつけるはずです。それなのに、親が返事ができていないと、何の説得力もありません。

返事だけではありませんよね。親である以上は、子供の見本であるべきです。

家事や育児もしないで、ゲームに夢中になっている親はどうなのでしょうか?

果たして「親の自覚」があると言えるのでしょうか?

親がそんな状態であれば、子供が勉強もしないでゲームばかりしていたとしても、親は注意ができないですよね。

「お父さんだって、ゲームしているじゃないか」なんて言われてしまいます。

子供たちは敏感です。小さい頃の父親とのコミュニケーションは大切です。

親になってからは、全てが子供優先になった

そういう僕の場合ですが、全てにおいて子供を優先します。

ごはんの唐揚げが残っていて、誰かがおかわりできるような時。食後のデザートにイチゴが用意されている時。貰い物のケーキがある時。

「要りますか?」と聞かれた時に、僕は決まって「どちらでもいいよ」と答えるようにしています。

「どちらでもいい」という返事には、僕自身の損得は関係ないという意思が込められています。

僕の損得よりも、子供たちの損得を優先するべきだと思っています。

つまり、子供たちが「欲しい」のであれば、子供たちの手に渡るようにするべきだと思いますし、子供たちが「欲しくない」のであれば、僕が貰えばいいと考えています。

僕の前に、パートナーが欲しいのであれば、そちらを優先しますが。

食べ物だけではなくて、全てにおいて僕の損得よりも、子供たちの損得を優先すべきだと考えています。

遊びに行く場所も、僕が行きたいところよりも、子供たちにとって「良い場所」へ行くべきだと思いますし、テレビを見る時も、自分が見たい番組よりも、子供たちに「良い番組」を観るべきだと思っています。

ですから、僕は常に「どちらでもいいよ」と答えます。

これは自分の意志がないのではありません。「子供を優先する」という確固たる意志を持っている答えなのです。

子供を優先することは犠牲なのか?

子供を授かってからは、自分よりも子供を優先することが当たり前になっています。

それができない父親が、子供に対して良くない影響を与えてしまうわけですが、逆に子供を優先している親たちにも嫌々そうしているという場合もあるかと思います。

「子供がいなければ、もっと自分のしたいことをできたのに」

では、子育てとは「子供を優先すること」だとすれば、果たしてそれは「親が犠牲になる」ことなのでしょうか?

さきほどお伝えしたように、僕は子供ができてからは、全てにおいて、子供を優先しています。それは子供の幸せを優先しているということなのですが、それを「犠牲」だと思ったことは一度もありません。「一度も」です。

僕にとっては、子供の幸せが、自分にとっての幸せです。

そういった言い方をすると、それこそが自分を犠牲にしているということだと言われるかもしれません。

でも、どうなんでしょうかね?僕自身はそれに喜びを得ています。子供がそうやって喜んでくれることが、何よりも嬉しくてしょうがないのです。

果たしてこれは、犠牲なのでしょうか?

子供も幸せ。自分も幸せ。まさにWINWINな関係だと思いませんか?

子供ができてから、自分のしたいことができない?

僕は子供ができる前にできていたことよりも、より多くの幸せを貰っています。

「バナナを食べるのを我慢して、もっと大好きなメロンを食べました」

これって犠牲でしょうか?

子供ができたのに。家族ができたのに。独身のときと同じように生活している。

もったいないです。

子供を優先した生活をできるのは、子供がいる人にしかできない特権です。子供がいない時と同じように振舞うのではなくて、その特権を最大限活用してみてください。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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