子育てにかかるお金を節約したい子供とよく遊ぶ父親は遊びにはお金はかけなくてもいい

遊園地

子育てにはお金がかかるものです。

子供が大きくなるにつれて、単純に生活費もかかりますし、教育費もかかります。

小学校・中学校・高校・大学とすすむにつれて、費用も大きくなる傾向にあることは、なんとなく想像できますよね。

夫婦2人だと、必要なかったお金が発生するので、今まで以上に節約をする必要も出てきます。

子供が小さいころから、計画的に節約をしながら、費用を落としておかないと、子供が大きくなる時には家計が破綻してしまうかも。

その中でも、子供の遊びや趣味にかけるお金は節約しやすいもの。

子供の遊びにかかる費用について、考えたいと思います。

小さい頃から遊びにお金はかけなくてもいい

子供が小さい頃には、どんな遊びがいいのでしょうか?

結論から言うと、子供が小さいうち(幼稚園や保育園児の小学校入学前)には、そんなに遊びにお金をかける必要はないです。

子供が小さい頃には、遊びにお金をかけるよりも、親子のコミュニケーションを大切にするほうが、子供の心を育むうえで重要だと思います。

はっきり言って、小さい子供は何したって楽しんでくれます。

こんな言い方をすると、子供に失礼かもしれませんが、いい意味で。

公園で親子で遊べばタダですし、近くに動物園があれば、幼児であれば安くで入れるかと思います。

子供は公園で、親と一緒に遊ぶことを、とても喜んでくれます。何がおもしろいんだろう?ってくらい楽しんで遊んでくれます。

公園で、ブランコや砂場、すべり台やジャングルジムで遊ぶと、おそらく親が止めるまで延々と遊び続けることができるでしょう。

私たち大人からしてみると、なんでそんなに楽しんで遊ぶのか理解ができないかもしれませんが、子供にとって、私たち大人にとっては当たり前のことでも、全ての経験が新鮮なものです。

子供にとっては、普段生活する家から一歩出て、公園に行くだけでも大冒険です。だから、あんなに楽しめるんですね。

子供と遊ぶと、私たち大人が忘れてしまった、日常にある発見を楽しむ気持ちを思い出させてもらえます。

子供にとっては近所の公園でも、海外へ旅行するくらいの新鮮さがあります。

子供にとっては動物園にいる動物も、未知の生物との出会いです。

こうした、日常にある発見や感動を大切にしてあげれば、子供の遊びにお金をかける必要はありません。全てが子供にとっては大切な思い出です。

小さい頃に子供の遊びにお金をかける意味はあるのか?

といいながらも、僕自身もテーマパーク大好きです。

ですので、子供が小さい頃には、テーマパークに連れて行ったりもしていました。

「子供の思い出作りに」

そんなふうに考えて、お金をかけて、テーマパークに連れて行く僕みたいな親もいるかと思います。

しかし、少なくとも僕の子供に対しては、そんなに効果は無かったなと思っています。

小さい子供はそこまで楽しめない

幼児くらいの子供であれば、いわゆるテーマパークや遊園地に行ったとしても、遊べる乗り物は限られています。

そこのテーマパークのメインの乗り物(例えばジェットコースター)なんかは、基本的に身長制限があって、小さい子供は乗れません。

仮に乗れたとしても、子供は楽しいどころか恐怖してしまい、嫌な思い出にしかならないでしょう。

大きなテーマパークであれば、小さい子供用の乗り物もありますが、それって決してメインではありませんよね。まあ、それでも子供は楽しんでいますが、これって、そのテーマパークじゃないといけないのか?なんて思ってしまいます。

なんなら公園の方が楽しんでいる

そんなふうに、子供が楽しめる乗り物が少ないこともあり、結局、「公園に連れて行ったほうが子供が楽しんでいるな」と感じました。

タダで子供が楽しめる公園と、旅費も含めれば数万円からのコストがかかってしまうテーマパーク。

コスパが違いすぎます。

先ほどもお伝えしたとおり、子供にとっては公園に行くだけで大冒険なので、公園だろうとテーマパークだろうと感動に違いはないのだと思います。

それなら、身近なところで、感動を積み重ねていったほうが、子供の思い出作りにも、子供の精神の成長にもいいのではないか?と思います。

そもそも覚えているのか?

幼児期にテーマパークに連れて行ったとして、子供が成長して小学生・中学生、そして大人になったときに、果たして子供がテーマパークに行ったことを覚えているのか?っていうことです。

もちろん覚えている子供もいるのでしょうが、僕の子供は覚えていませんね。

その時の写真を見せたら、なんとなく「そういえば行ったよね」なんて感じはありますが、はっきりと覚えているということはありません。

ただし、記憶に残ることを条件とするのであれば、公園で遊んだことなんて、もっと覚えていないでしょう。

子供との遊びは、記憶に残ることが大切なのではなくて、そこで体験して感じることが子供の心の成長にとっていいことなのです。

とすれば、子供が覚えているかどうか?は重要ではありません。そこで遊んだことで、どれだけの体験をして、どれだけ感動をしたかだと思います。

テーマパークで遊んだ時も、公園で遊んだ時も、同じように楽しんで(あるいは公園の方が楽しんでいる)、感動しているのであれば、どちらも子供にとっては大切な体験です。

シーカヤック

結局は親の自己満足

子供の遊びにおいて、テーマパークに行こうが、公園に行こうが、子供は十分楽しんでいます。

「思い出作りに」

「良い体験をさせてあげたい」

というのは、結局、親の自己満足でしかないのかもしれません。

僕が子供をテーマパークに連れて行ったのも、子供が行きたいのではなくて、自分が行きたい気持ちを優先してしまっていました。

子供が楽しむことよりも、自分が楽しむことを優先させていたのだと思います。

子供と遊ぶときには、あくまで子供が主役です。親が楽しむためではなくて、子供が楽しむために、子供にとって何がいいのかを考えるべきだったと思います。

テーマパークに行くことが悪いことではありませんが、かかる費用に対して、効果は薄いのではないでしょうか?なので、テーマパークに連れて行くことが、全く無駄だということではありません。

それなら、そこにかかるお金で、もっと子供のためになることに使っていくべきだと思いますし、これから、どんどん子育てにかかる費用に充てるために、できるだけ貯めておくことが大切だと思います。

テーマパークは、もっと子供が成長して、公園では満足しなくなってからでも遅くありません。むしろ、それまでとっておいた方がいいかもしれませんね。

逆に頻繁にテーマパークに連れて行っていると、感動が薄れてしまい、それ以上のところに連れて行かないといけなくなるかも。

いつか、子供と一緒にジェットコースターに乗ることを夢見て、子供との時間を大切にしていきたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございます。