妻の化粧品代が高いと言う前に夫も自らの出費を見直してみる必要がある

化粧品

夫婦間で価値観の違いというものは、大なり小なりあるかと思います。

夫婦なんてものは、元は他人同士だった者なので、育った環境も違えば、価値観はそれぞれ違って当たり前ですよね。

それはお金の使い方についても言えることで、夫婦でお金をかけること、節約することが違っているということも大いにあり得ることです。

妻の美容代が夫にとって高かった

僕のパートナーがママ友から聞いた話ですが、

そのママ友が美容室に行って散髪をしてきたときに、その人の夫が決まって「いくらしたの?」と聞くそうです。

その時はストレートパーマもかけてもらっていて、12,000円ほどかかっていたので、そう答えると、夫が「高っ!」と言ってくることに腹が立つと、その人が言っていたとのことです。

その人のパートナーは男の人ですので、散髪に行っても3,000円程度しかかかっていないらしくて、それと比べると確かに金額は4倍となるので、高いと感じるかもしれません。

このように、特に美容室代や化粧品代などの美容に関する費用でいえば、男性である夫よりも女性である妻の方が金額が高い傾向にあるかと思います。

それに対して、男性である夫が不満に感じて、つい口を出してしまう。あるあるですね。

果たして夫は節約できているのか?

さらに言うと、こちらの夫はパチンコに行くそうで、妻からしてみれば「そっちのお金の方が無駄だろうが!」とのことで、口論になったそうです。

ちなみに夫からしてみれば、パチンコはストレス解消になっているので安いものだとのこと。

このように、夫婦で価値観の違いから、お金をかけるところが違ってくるということは、よくあることだとは思います。

ただその違いを、拒絶するのか?受け入れるのか?ということです。

一方から見れば「無駄遣い」であっても、本人からしてみれば「大切な支出」かもしれません。

人間なんて考え方はそれぞれで、夫婦といえども価値観は大なり小なり違ってくるものです。その違いを受け入れずに、お互いの無駄遣いを否定し合うことは、なんと不毛な争いなのでしょうか?

この夫婦のように、一方の無駄遣いを支出するのであれば、自らは胸を張って倹約ができていなければいけません。自分の趣味や嗜好にかける費用が、妻のそれよりもかかっている場合には、何も言う資格なんてないはずです。

妻のお金は無駄で、自分のものは必要だと言い張るのは根拠のない自分勝手な主張になってしまいます。だって妻からしたら、あなたのお金の方が無駄遣いなのですから。自分の意見は主張して、相手の意見は受け入れないということは、成立しません。

他にも女性であれば、化粧品代についても男性のそれより高いものであることが多いと思います。男性にしてみれば、そんなにするのか?と納得いかない場合もあるのではないでしょうか?

しかし、男性は化粧をしません。そもそも、必要性の面で違っているのです。化粧品って言ったて、男性は化粧をしないのですから。

まあ、個人的には女性は化粧をするべきという社会自体に疑問がありますが。

しないものにお金がかからないのは当然ですよね。化粧品ですから。

「男性のシェーバーが高い」って言われているようなものです。女性には必要ないですものね。

カップル

妻が美に対して意識を持っていることはいいことです

ところで、このように妻が美に関することに対して、ある程度の意識を持って対応しようとしていることは、パートナーにとっては喜ばしいことのはずです。

いつまでも綺麗でいたいという気持ちの表れですから。

夫婦として、パートナーに出会った時に、その人が好きで自分のパートナーに選んでいるはずですよね。その相手が、いつまでも綺麗でいてくれることは、嬉しいことだと思います。

逆にそれを否定してしまうと、相手に興味がなくなっているということだと思われかねません。

「ああ、私の事なんて、もうどうでもいいんだ?」

なんて、感じてしまうかもしれませんね。

美しくいようとする努力をする姿を認めてあげること。それは大切なことです。

努力もしないで、綺麗でいようとするのは違いますね。例えば不摂生なのに、美容品にお金をかけてばかりの人は綺麗になんてなれませんよね。何事も楽して何かを得ようとする人は成功しないものです。

ただし、家計のこともありますので、家庭での収入に対して、過度な支出にならないように、収入と支出のバランスを考える必要はあると思います。

いくら何でも、収入に対する支出が大きすぎれば、それは無駄遣いだと言わざるを得ません。

そうでなければ、夫の小遣いとも照らし合わせて、ある程度は許容すべきですし、前述のように、自分のパートナーがいつまでも綺麗でいようとすることは認めるべきです。

家計に関する妻の化粧品代

家計に対する支出として、妻の化粧品代、美容室代があまりに大きいのであれば、見直す必要があると思いますが、そうでないのであれば、問題なのではないでしょうか?

夫が娯楽や趣味に使うお金と比較した時に、特別高額でないのであれば、夫が口だす権利はないはずです。

夫である皆さんは、やたらと飲み会に参加していませんか?「付き合いなんだから」と言っても、一方から見れば、無駄遣いに思えるかもしれませんね。

ここで、夫が妻の費用を否定して、逆に夫のお金の使い方はどうなのか?という議論に発展した場合に、じゃあどちらも無駄遣いだという話になれば、ある意味、ダブルで家計が節約できるかもしれません。よっぽど家計が苦しいのであれば、それもありなのですが、これは夫婦共にストレスが溜まってしまいます。

それよりかは、お互いに認め合って、お互いに使えるお金があるのであれば、自由に使えばいいのではないでしょうか?いちいち価値観の違うところに、細かく口を出しても何も解決をしませんし、夫婦関係が悪くなるだけです。

ちなみに僕は散髪は自分でセルフカットしていますので、0円です。バリカンでやっていますので、初期投資はかかっていますが、ランニングコストは基本0です。子供たちも僕がカットしています。

美容室に行くと、美容師さんがいろいろと気を遣って話しかけてくれるのに、返事をするのが面倒くさくて行かなくなりました。自分で切れば文句もないですので気楽でいいですよ。

そんな僕ですが、パートナーが美容室に行くことに何の不満もありません。むしろ美に対して意識を持ってくれていることはありがたいと感じています。

あなたにとっての無駄遣いは何ですか?

認め合う事、夫婦円満の秘訣です。

最後までご覧いただきありがとうございます。