僕には2人の子供がいます。
子供ができてから、本当に幸せな毎日を送っていますが、子育てにはお金が必要です。子供の進路にもよりますが、1人の子供を育てるのに1千万円かかると言う人もいます。
特にお金がかかるのが、大学進学の時期ですが、お金が多く必要となる時期に、計画的にお金を貯めておく必要があります。
そんな時に、ライフプランを立てて、家計を計画的にやりくりすることで、将来の急な出費にも対応できて、心に余裕を持って過ごすことができます。
ライフプランとは?
ライフプランとは何か?
知らない方もいるかと思いますので、簡単に説明したいと思います。
そんなの知っているよ!という人は、読み飛ばしていただきましょう。
ライフプランとは読んで字のごとく、ライフ(人生)のプラン(計画)です。
ここでいう計画とは、金銭的な計画を言います。
だいたいは年ごとでの、家計の支出と収入の計画を表にして、人生における必要となるお金と、支出として使えるお金を明らかにすることができます。
ライフプランを作っておくことで、何年後には子供が大学に進学する予定なので、何円お金を貯めておく必要があるから、年間いくらずつ貯蓄しよう。といった具体的な計画が立てることができます。
僕がライフプランを作ったきっかけ
僕自身もライフプランを立てて、家計を計画的にやりくりしているのですが、そもそもライフプランを立てることになったきっかけは、マイホームを建てようと思ったことです。
マイホームと言えば、ほとんどの人にとっては、人生で一番高額な買い物になるのではないかと思います。
そして、多くの人にとっては、ローンによって購入することになり、人生の長い期間を掛けて、お金を払い続ける必要があります。
僕はフラット35というローンを選んだので、35年もローンを払い続けることに!
住宅を選ぶうえで、どのくらいの予算で建てるのか?どのくらいの金額までなら建てても大丈夫なのか?果たして、そんな長い間、ローンを払い続けることができるのか?
おそらく一生住み続けることになる、一生で一度の買い物ですので、妥協はしたくない。しかし、無条件に高額な住宅を建てるほどの経済的な余裕はない。
正直、住宅を本格的に選ぶまでは、ランクを落としたローコストな住宅しか自分には無理だろうなと考えていました。
そこで、ライフプランを作成して、住宅の見積もりから、住宅ローンで支払う金額、給料などの収入、月々の生活費などを計算して、現実的に住宅ローンの返済が無理のない計画になっているか確認してみたところ、我が家の収入でも、望んでいたメーカーでマイホームを建てられるという結果になりました。
ライフプランを作成したことで、我が家で建てることができる住宅の予算を予測することができ、希望どおりにするところ、我慢するところというのがはっきりさせることができました。
このように、僕の場合は、家を建てるという大きな出費が発生するタイミングで、ライフプランを作成するきっかけがありました。
ライフプランの作り方
ライフプランを作成するのにどうやって作るかということですが、もちろん自分で作成する方法もありますし、ある程度、調べれば自分で作ることも難しくはないと思います。
もうひとつはプロに依頼するという方法もあります。
ファイナンシャルプランナーと呼ばれる、ライフプランを作成するプロに依頼すれば、詳細なプランを作成してもらえますし、自分で考えて作成するよりも、はるかに楽ですね。
僕も、最初はファイナンシャルプランナーさんにお願いして、とても分かりやすいプランを作成してもらいました。その後、年数が過ぎると、計画が変わってくる部分もありますので、作ってもらったプランを基に修正を自分で加えて、より完全なプランに改良しています。
ファイナンシャルプランナーは、その道のプロですので、当然しっかりとしたプランを作成してもらえますし、自分では気づいていなかった出費なども発見してもらえる場合もあります。
さらには、無駄遣いをしている部分や、将来的にどのくらいの時期に、大きな出費が発生するのか?といった疑問にも答えてもらえますので、利用しておくと、自分たちの家計を把握する手助けになるかと思います。
自分で作る場合は、エクセルなどの表計算ソフトを使って管理すると、作りやすいかと思います。
僕は、ファイナンシャルプランナーさんに作ってもらったライフプランを基にエクセルで修正したものを作っています。
ライフプランを作成するときに気を付けたいこと
僕も自分のライフプランを作成するときに失敗したことですが、ライフプランを作成するときに気をつけてほしいことは、厳しめに作成するということです。
支出なら多めに、収入なら少なめに見積もっておいた方がよいです。
ライフプランとは、言ってみれば、将来に自分たちの家計が破綻しないように計画を立てることでリスクを回避するために作成するものです。
計画を甘めに作ってしまうと、実際に生活していく中で、「こんなはずじゃなかった」なんてことになりかねません。
気付いたら「あれ?お金が残っていないぞ?」なんてことに、、、
僕もそうでしたが、特にファイナンシャルプランナーさんに家計の収支を尋ねられながら作成するときに、つい見栄を張るわけではないですが、無駄遣いをしていると思われたくないという心理が働いて、支出を少なめに報告してしまうなんてことがあります。
少なめに計画した支出でライフプランを作成すると、どうなるでしょうか?
当然、実際の生活では計画以上に支出があることになりますので、計画と収支が合わなくなってしまい、赤字になってしまいます。
収入の場合は、給料だけであれば、数字がはっきりしますので、そこまで違うことはないとは思いますが、給料アップの上げ幅については、現実的に考えておく必要があります。
支出については、生活費は少し多めに計画しておきます。また、子供の教育費については、学校が公立か私立かによって、予算が大きく変わってきますので、ここでも、できるだけ費用が掛かるほうで計画しておく方が無難です。
僕は最初にファイナンシャルプランナーさんに作ってもらった時は、支出を少なめにしてしまっていたので、改めて自分で辛口のプランに修正しなおしました。
計画を厳しめに作成しておけば、余裕ができますので、将来に不測の事態が起こっても、気持ちにゆとりができるかと思います。
逆にそれで、お金が余れば儲けものです。別にお金をかけることができます。
そして、計画はできるだけ細かく作成することです。車は何年ごとに買い替えるのか?子供はいつ小学校入学か?中学校は?大学は?自分の退職はいつか?
当然、計画通りに行くことなんてないのですから、その都度、計画の修正が必要です。
僕も車を事故で廃車にしてしまい、計画よりも早く車を買い替える必要がありました。
計画を修正し、必要に応じて、家計の見直しを行います。
得に貯蓄額が予定に満たない場合は、主に支出を見直す必要があります。
貯蓄を増やすには、収入を増やすか、支出を減らすかしかありません。
収入を増やすということは、サラリーマンにとっては、簡単なことではありませんので、多くの人にとっては、支出を減らすということが唯一の手段だと言えます。
家計を見直して、節約できるところは節約するようにします。
ライフプランは作成して終わりではありません。しっかりとプラン通りになっているかという検証が大切です。
みなさんもライフプランを作成して、余裕を持った生活をしてみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございます。
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