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料理が苦手な人におすすめしたいレシピ
育児に家事にがんばっているパパさん・ママさん。
今の時代は、男も家事・育児に積極的に参加するべきですが、なかなか社会はまだまだ男性の育児や家事への参加について寛容でないと感じることもあります。
世のパパさんにも、時代の流れについて行けていない人が、それなりにいるように感じます。
周りから求められる「現代の父親」像に、プレッシャーを感じてしまうパパさんたちに、ぜひ家事への参加について、積極的に取り組んでほしいと思います。
特に家事の中でも、抵抗があるのが料理ではないでしょうか?
料理に至っては、やったことがない人にとっては、未知の領域。
ルールも知らないのに草野球の助っ人に呼ばれて、ヒットを打って一塁ではなく、三塁へ走るようなものです。
砂糖と塩の区別もわかりません。小麦粉と片栗粉の区別もわかりません。
僕も結婚するまで、料理というものをしたことが無かったので、そもそも料理をしてくれることが尊いと感じていました。この世の全ての料理人に感謝をして、食事をする毎日でした。
ですが、結婚してから料理本を片手に料理をするようになって、それなりに子供たちにも「おいしい」と言ってもらえる料理ができるようになりましたので、基本的に誰だって「やればできる!」と思っています。
この世の、料理をしたことのないパパさんへ、大丈夫です。最初はみんな初心者です。やらなければ、できないままですが、やればできるようになります。
そんな、この世のパパさんへおすすめしたいレシピをお伝えしたいと思います。
チャーハン
そう!チャーハンです。
やはり男の料理と言えば、チャーハンではないでしょうか?
今回は、誰でも(慣れれば)パラパラのチャーハンが作れるレシピをお届けしたいと思います。
料理をしたことのないパパさん以外にも、「いつもチャーハンを作るとべちゃっとしちゃって、パラパラにできないんだけど?」なんて言っているみなさんに僕がいつも作っているチャーハンのレシピをお伝えします。
必要なもの
- ごはん(1人分で茶碗1杯くらい。チャーハン大好きっ子は多めにしても良し)
- 玉ねぎ(我が家では4人分で1個入れています)
- 人参(こちらも1本入れています。基本的に野菜系は僕は1個単位で使います。中途半端に残しても後々使いづらいので)
- ベーコン(肉も入れたいので、こちらもスーパーで売っている3枚とか4枚のパックで。別にウインナーとかミンチ肉でもいいと思います。我が家はベーコンが常にあるので)
- 卵(1人分で1個。ごはん茶碗1杯につき1個って感じで)
- しょうゆ(濃い口しょうゆ。4人分で25mlくらい入れています。たぶん我が家は薄味志向なので、好みに合わせて調整してください。味付けは醤油オンリーでしています)
- 料理酒(ごはん茶碗1杯につき大さじ1くらいかな?なければ水でもいいと思います。なんとなくかっこいいから料理酒を使います)
- サラダ油(適量。適量と書いてあると、その適量がいくらか教えろよ!って思います。でもサラダ油って目分量で使っているので、どのくらいか分かりません。たぶん、ごはん茶碗1杯につき、大さじ2杯くらいではないでしょうか?焦げるようなら増やしてみてください)
- 中華鍋(材料ではないけど、我が家では大活躍。これじゃないと難しいと思ったのであえて紹介します。調理器具まで「必要なもの」に入ってくると、じゃあお玉とか、計量スプーンとか必要だろって言われそうですが、それは紹介しませんので、察してください。作ろうとして、お玉ないじゃん!必要なものに書いてなかったし!なんてクレームはやめてくださいね)
必要なものはこんな感じです。簡単ですね。すぐに用意しましょう。
作り方
①下処理
玉ねぎと人参はみじん切りにしておきます。ベーコンも野菜と大きさを合わせて小さく切っておきます。あとは、ごはんも炊いておいてくださいね。初心者のみなさんにも、ごはんの炊き方までは教えませんよ。
②具材を炒める
中華鍋を温めて、サラダ油を引いて(さっきの必要なものに、この時のサラダ油の分量を入れていません。適量でお願いします。)、中火くらいで、まずは玉ねぎと人参のみじん切りを炒めます。木べらなどで丁寧に混ぜながら炒めます。
野菜がしんなりとしてきたら、ベーコンをくわえて、合わせて炒めます。
③ごはんと卵を混ぜ合わせる
炒めた野菜とベーコンは、別のお皿などに移しておいてください。
ごはんと生卵を混ぜ合わせておきます。ごはんは温かいものが良いです。炒めた時に中華鍋の温度が下がるといけないからです。
ここがパラパラにするためのコツです。炒める前に卵とご飯を混ぜておきます。
チャーハンがどうしてパラパラになるのか?その仕組みが分かれば、おのずとパラパラにする方法が考え付きます。
ご飯にはでんぷんが含まれており、温めるとでんぷんが柔らかくなります。そして糊のように引っ付く性質があります。
チャーハンはご飯を卵の膜が覆っている状態です。ごはんのでんぷんが表面にでてこないので、引っ付かない=パラパラになるということです。
プロは炒める瞬間に、ごはんに卵をコーティングしていますが、素人にそんな瞬間芸は難しいので、最初から卵をまとわせておくということです。
生卵を混ぜたごはんを箸で取ってみてください。一粒一粒が分かれていて、箸でつかみにくいと思います。これが、一粒一粒がくっついていない状態ということです。
④ごはんを炒める
次に③で卵とミックスしたごはんを炒めます。
中華鍋を熱して、サラダ油を適量(適量とは!?)入れて、強火にして、③の卵ごはんを入れます。ごはんを炒める時は茶碗1杯分ずつくらいで、少しずつ炒めるようにします。
これが、パラパラにする第2のコツです。一度に多くのごはんを炒めると、中華鍋の温度が下がって、うまく炒めることができません。このように少しずつ分けて炒めることで、家庭のコンロの火力不足を補うことができます。
強火で手早く混ぜながら、焦げ付かないように気を付けて炒めます。
ここで、料理酒を中華鍋に投入します。一気に蒸発してなくなると思います。投入したら、焦げ付かないように、手早く混ぜます。
料理酒を入れて、蒸発させることで、蒸気でごはんを周囲から熱します。一瞬で蒸し焼きにするイメージでしょうか?ということなので、水でも大丈夫です。
ごはん1杯ずつくらい、ちょっとずつ炒めるので、すでに炒めたごはんは別の皿に出しておきます。
ごはんと具材を合わせる
ちょっとずつ、ごはんを炒めて、全部炒め終わったら、中華鍋に炒めたごはんと具材を入れて混ぜ合わせます。この時の火力は中火くらいでいいと思います。
しっかり混ざったら、味付けをします。
しょうゆを鍋肌から回し入れます。しょうゆを入れたら、混ぜ合わせます。
しょうゆが全体に混ざったら出来上がりです。お皿に盛りつけて、いただきましょう!
誰でもパラパラにできる
どうでしょうか?
自分でもパラパラのチャーハンが作れると思いましたか?
ポイントは2つ
①炒める前に卵とごはんを合わせておく。
②すこしずつ炒める。
プロはコンロの火力から違います。家庭のコンロであれば、最大火力で、少しずつ炒めることで、弱点を補います。
簡単ですね。後は慣れです。僕も試行錯誤しながら、現在のレシピにたどり着きました。
ぜひ、みなさんも作ってみてください。
そして、家事や育児に消極的なパートナーを持つ人へ、こうやって珍しくパートナーが料理を作ってくれたら、まずは感謝の気持ちを伝えてください。決してダメ出しをしてはいけません。感謝をして、上手だと褒めてあげてください。そうすることで、継続して家事や育児に関わろうと思うようになると思います。慣れない料理をしてみて、ダメ出しされたら、2度と料理をしたくないと考えるようになるでしょう。
料理を通して、夫婦間が、家族間が良いものになることを願っています。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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