子供をなぜ産むのか?子育ては大変だと感じるのであれば産まないという選択肢があってもいい

手をつなぐカップル

僕には2人の子供がいます。子育てを通して、子供がいる幸せを感じています。

それでも世の中には、子育ては大変だと感じている人も多くいます。そういった人にとってはそもそも「子供をなぜ産むのか?」「子供がいなくたっていいんじゃないか?」といった疑問が浮かぶこともあるのではないでしょうか?

愛するパートナーと出会うことによって、子供について考えることになるかと思います。

子供を産むのか?産まないのか?

子供ができたら、おめでとうと言われる

僕自身もそうでしたが、子供ができた時、生まれた時には、親や兄弟、親戚から会社の同僚まで、「おめでとう」といった、お祝いの言葉をもらいました。

確かに、子供ができることは、とてもめでたいことだと思いますし、僕にとっても、子供ができたことで、これまでにない幸せを手にすることができました。

まさに、おめでたいことです。

ですが、「出産おめでとう」の言葉の裏には、子供を産むことが良いことで、産まないことは良くないことという既成概念が含まれていないでしょうか?

例えば、結婚した時には、「子供の予定は?」「子供は何人欲しいですか?」などと、まるで子供を産むことが当たり前のように聞いてくる人がいます。

こうした人達にとっては、結婚と出産がセットになってしまっているのです。これらはあくまで別の出来事ですし、どちらかだけを選択することだってできるのです。

この人達に「子供は産む予定はない」なんて、回答したときには、「なんで?」だの、「子供っていいよ?」なんて、自分の主義主張を押し付けてこようとすることがあります。

産まないという選択

子供を産むのか?産まないのか?という事は、それぞれの選択です。

仮に子育ては大変だと感じているのであれば、それでも子供が欲しいと思えないのであれば、産まないという選択だってあり得ます。

先ほどもお伝えしたとおり、結婚=出産ではありません。

むしろ、そういった不安や心配が解消されない状態で、行き当たりばったりで子供を産んでしまうほうが、生まれてくる子供にとっても、親にとっても辛いことになってしまうかもしれません。

自分で子供を産んでおいて、「子育てが大変」と言って、辛い思いをしている親たちよりも、「なぜ産むのか?」ということを真剣に考えて、産まないという選択をしている人たちの方が、きちんと考えて選択をしていると言えます。

そして、世の中には「産みたいけど、産めない」といった人もいることも忘れてはいけません。

そういった人達のことを無視して「結婚したら、子供を産むのが当たり前」といった化石となった考え方を押し付けてはいけませんね。

あなたの常識がみんなの常識ではありません。同じように、みんなの常識があなたの常識ではなくたっていいんです。

子供を産むのも、産まないのも自由です。

逆に、結婚しなくたって、子供を産んだっていいんです。「結婚」と「出産」は全く別のイベントなのですから。

赤ちゃん

子供がいる幸せがイコールいない不幸せではない

僕は子供ができたことで、幸せだと感じています。

だからといって、子供がいない人が不幸だとは思いません。

幸せというものは、人それぞれで基準も違います。本人が幸せだと感じることが、幸せの定義であって、人の幸せを他人が決められるものではありません。

子供がいない生活が、自分にとって幸せだと感じるのであれば、その人にとっては、それが正解なのです。

誰だって、他人の幸せを決めることはできません。

「子供がいることが幸せな人」・「いないことが幸せな人」

「結婚することが幸せな人」・「しないことが幸せな人」

この世界には、誰だって同じ人間はいなくて、それぞれが自分の幸せを持っています。それぞれが違ったっておかしいことではありません。

あなたの幸せは、あなたが決めることです。他の誰だって、あなたの幸せを決める権利も、資格もありません。

他人の声は気にしない

子育ては大変だと思いますか?

子育ては大変だと思い、「なぜ子供を産むのか?」という疑問に、自分で納得のいく答えが出ないときには、「産まない」という選択をしたっていいんです。

それを、あなたが自分自身で決めたのであれば、周りの声は気にしなくてもいい。

「子供はまだ?」「結婚したなら、次は子供だね」

周りの人は、自分の既成概念を押し付けて言ってくることがあるかもしれません。ですが、あなたが自分の幸せを考えて決めたことであれば、周りの声なんて気にする必要はありません。

周りの人なんて無責任なものです。そうやって子供を産むことが正しいという、偏った正義を押し付けてきておいて、子供が産まれて、子育てに苦労することがあっても、育てるのはあなたになります。決して声を出した人たちが、子供を育ててくれるわけではありません。

結局、子育ては大変かも?と思い、出産を躊躇していたとしても、最終的に産む選択をしたのであれば、子育ての責任は、親たちにあるのです。口を出してきた人たちは、何も責任を取ることはありません。気軽なものです。そんな人たちの声を聴く必要はありません。

逆に、「子供が欲しい」という漠然とした気持ちだけで、子育ての大変さを考えずに、子供を産むという選択をする人は、もっと、子供ができるということが、どういった事になるかを考えて決めてみるほうがいいと思います。

気軽な気持ちで、子供を産んでも、「想像と違った」なんて事で、子育てが難しい事態になるかもしれません。

そこは、しっかりと考えてみるべきです。

どうでしょうか?子供を産むにしても・産まないにしても、自分が正しいと思えることを、しっかりとできるようになりましょう。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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