参観日にはできるだけ参加することにしています
僕には2人の子供がいます。
子供が幼稚園に通っている時、そして小学校に通うようになってから、参観日というものがあります。
僕は、可能な限り参観日には参加するようにしています。
やはり、普段見ることができない、家から離れて過ごす我が子がどういった状況なのかを見ることは育児をするうえで、とても有意義だと思います。
子供の外での様子を実際にこの目で見ることで、家にいる時とは違う、幼稚園や学校で学んでいる姿を知ることができます。普段、家では見ることのない我が子の姿を見ることができるかもしれません。
普段の幼稚園や学校での姿と、親が見に来ている参観日とでは、完璧に同じ様子ということは無いかもしれませんが、普段と違う環境で、ちゃんと適応できているのか?を知る機会にはなります。
そして、自分の親が見に来ることで少なからず子供が喜んでくれます。やはり、自分の親が見に来てくれているというのは、子供にとっては嬉しいことです。
むしろ、僕にとってはこちらの理由の方が重要ですね。僕が子供の様子を見たいという気持ちもありますが、子供に喜んでもらいたいという気持ちが強いですね。
当然、親によっては仕事の都合などで、参観日に行きたくても行けない人もいるかと思います。僕もできる限りは、都合をつけて参加するようにしていますが、どうしても行けない時もありました。
ですが、中には残念なことに、そもそも行く努力をしていない親もいます。「行けない」のと「行かない」のは似ているようで、全く違います。
行きたいけど、行けない親御さんは、ぜひ子供に対して、自分がいかに参観日に行きたいかを伝えてあげてください。子供は親が参観日に行きたがっているという気持ちが嬉しいものです。
参観日に参加しても、我が子を見ていない親がいる
実際に、僕が参観日に行って何をしているのかというと、「授業を受けている自分の子供」を見ています。
当たり前ですよね。参観日に来ているのですから、授業を参観しているわけです。
ですが、授業参観をしていると、他の親御さん同士で会話が盛り上がっているのを見かけます。それも、授業が始まる前などの休憩時間であれば、全く問題ないのですが、授業中に我が子を見ないでお話に夢中になっている人を見かけます。
そういった人は、いったい何をしに参観日に来ているのだろう?と疑問に思います。
ママ友と会話をしたいのであれば、幼稚園や学校にわざわざ来ないで、そこらの喫茶店にでも行ってお話ししたほうが、ゆっくりくつろいで会話できるでしょうにって思います。
参観日に来ておいて、参観しないで、おしゃべりしているって、カラオケに行って、歌を歌わないで、食事ばっかりしているようなものでしょうか?
というか、おしゃべりが盛り上がりすぎて、僕が授業を参観するのに邪魔なんですけど。というか、真面目に授業を受けている子供たちにとっても邪魔だと思います。
授業中におしゃべりしてはダメって、親がおしゃべりしているよってなりますからね。
そもそも、そういった人は我が子を見ることが目的ではないのです。だから、参観に集中していないのです。目的意識を持っていないから、目的に集中できないのです。
僕の参観日の目的は、先ほどお伝えしたとおり、まずは「子供に喜んでもらうこと」です。次に「子供の様子を確認すること」です。この2つが授業参観の大きな目的です。
このように目的をはっきりと持って参加することで、自分が授業参観に臨む態度もブレないですみます。
「子供に喜んでもらう」ために、しっかりと自分の子供の様子を見ます。子供は親が見に来てくれていることに対して、「嬉しい」と感じてくれますので、きちんと見ていることを子供に伝えないといけません。そんな時に、子供を見もしないで、他の親とおしゃべりしていたらどうでしょうか?ましてや、自分の子供が発表するときでさえ、見もしないで、おしゃべりしているなんて最悪です。
子供は「自分よりも、おしゃべりの方が大切なんだ」と感じてしまいます。
そして、「子供の様子を確認する」ためにも、やはり子供を見ることが大切です。こちらの目的では、授業中の様子だけでなく、休憩中でも友達との接し方なども可能であれば見ておきます。どういった友達と仲がいいのか?どんな感じで会話をしているのか?何かトラブルに巻き込まれていないか?家での様子と違う所はないか?注意して観察します。
このように、目的を持って参加することで、はっきり言っておしゃべりなんてする暇はありません。
参観日に来て、親同士でおしゃべりに夢中になっている親は、そんな事を考えないで参観日に来ているのでしょう。
彼らは、「参加日に来ること」が目的です。参加することに意義があるって考えです。「私は参観日に来ました」とアピールをしたいだけなのでしょうね。
自分の子供に対してなのか、学校の先生に対してなのか、はたまた他の親に対してか、「私はちゃんと参観日に来ています」ということをアピールするために来ているのです。
だから、参観日に来ただけで、目的を達成しているので、来た後でどういった行動を取ろうが関係ない訳です。これを「アリバイ作り」と言います。
でも、そういった行動はみんな見ていますよ。あの人は全然子供を見ていないって気づいていますよ。ましてや、あなたの子供は気づいています。子供は自分の親が来てくれているか気にしていますから、親がどこで見ているか?どのように見ているか?気になって確認しています。
自分の親が、自分を見ないで他の親とおしゃべりしていると、寂しい気持ちになりますよね。わざわざ参観日に来て、我が子に寂しい思いをさせないでいただきたいと思います。
自分の子供をもっと見てあげてください。そして、「あの問題はどうだった?」「よく分かったね」「上手に発表できていたね」と家で感想を伝えてあげてください。
それだけで、子供は嬉しいものです。
一番の目的は「子供を喜ばせる」ことですから。
子供が喜んでくれるうちが幸せなこと
このように、参観日に行くことを喜んでくれるなんて、幸せなことだと思います。
だんだんと大きくなると、親が行くことを喜んでくれなくなるかもしれません。
幸い、僕の子供たちは、今のところ参観日に行くと言うと、喜んでくれています。
これも、普段の子供とのコミュニケーションがしっかりとれているおかげだと思っています。そして、参観日に行く態度、行った後の子供との会話であるとかが、子供に受け入れてもらえているからだと思います。
先ほどのとおり、参観日に行っても、子供をちゃんと見ていないような親だと、子供も「どうせ来ても見ていないじゃないか」と思ってしまいます。そうなると「参観日に来ても意味がない」と感じるようになってしまいます。
子供が親に対して「参観日に来てほしい」と感じてくれるのは、それまでどうやって子供と接してきたか?ということだと思います。単純に「子供が冷たい」なんてことではなくて、親が子供に対して「来てほしい」と思えるような行動ができているのか?だと思います。
そういった人は、一度自分の子供に対する態度を見つめなおしてみてはいかがでしょうか?
子供から、来てほしいと思われる。「必要とされる」には、どうすればよいのか?
それは、子供ときちんと向き合うこと。普段からコミュニケーションを取ること。だと思います。それは決して特別なことではありません。他の親とおしゃべりする時間があるのであれば、自分の子供とおしゃべりしてはいかがですか?そのほうが親として、有意義な時間になると思いますよ。
最後までご覧いただきありがとうございます。
子供ができると自分時間が無くなると嘆いている親は子供と一緒に過ごせる幸せを考えるといい