記念日を大切にするのは相手のためか?自分のためか?大切なのは気持ちです

結婚式

夫婦にとって、結婚記念日とは特別な日です。

みなさんは、結婚記念日をお祝いしていますか?

夫婦によって、対応は様々だと思います。

「毎年、祝っているよ」

「そもそも、結婚記念日って、いつだっけ?」

祝っている夫婦にとっては、記念日とは、特別な日で、毎年のイベントになっているのだと思います。

しかし、関心の無い人にとっては、365日のうちの1日にすぎません。ただの他の1日と同じ、365分の1です。

我が家では、毎年記念日をお祝いしています

ちなみに、我が家では毎年のイベントとして、お祝いをしています。

僕が、手料理で晩御飯を作り、パーティーをしています。

料理は、普段よりも少し豪華というか、ちょっと、おしゃれな料理を作るようにしています。

イタリア料理が多いですね。夫婦ともにイタリア料理が好きなので。パスタやピッツァが大好きです。

そして、お互いにプレゼントをあげるようにしています。

プレゼントは、そんなに高価なものではなく、僕からパートナーには、その年によって違いますが、花をあげたりといった感じですね。

お祝いの仕方は、家庭ごとで違っていいとは思います。

外食で豪華な料理を食べるのもいいと思いますし、ケーキを用意してもいいかもしれませんね。

僕の場合は、手料理の方が、気持ちを込めて作ることができるかなと思って、記念日では、毎年料理をするようにしています。

記念日をお祝いしない家庭もある

逆に、結婚記念日をお祝いしていない夫婦もいると思います。

もっと言えば、記念日がいつかすら覚えていないと言う人もいるかもしれません。

そういった人達は、記念日を特別な日とは考えていないのだと思います。

逆に、毎日が記念日と思っているのかもしれませんが。

夫婦がお互いに、それで納得しているのであれば、それも一つの夫婦の形だと言えます。

しかし、問題なのは、そう思っているのが、片方だけの場合ですね。

一人は記念日をしっかり覚えていて、お祝いしたいと思っているのに、パートナーは、全く記念日に興味がなく、そもそも、いつが記念日か覚えていないなんて時です。

これは、お祝いしたいと思っている方からすれば、不満に感じるかもしれません。

「私はいつもお祝いしているのに!あの人は記念日すら覚えていない!」なんてことに。

夫婦関係に破綻をきたす、一つの材料となるかもしれません。

誰のために記念日をお祝いするのか?

しかし、自分が記念日をお祝いしたいと考えていて、パートナーがそう考えてない時に不満を感じるとすれば、その人は、果たして誰のために記念日をお祝いしたいと考えているのでしょうか?

結婚記念日とは、その名のとおり、結婚したことを記念する日です。

パートナー同士が、結婚という道を選んで、お互いに夫婦となったことを、ありがたいと思って、お祝いする日です。

この人と、一緒にいられて良かった。

この人と、結婚できて、なんて幸せなんだろう。

といったように、あなたのパートナーと共に生きていくことになった日に感謝をして、お祝いをする日です。

つまり、自分という人間と結婚をしてくれたパートナーに対して、感謝の気持ちを伝えるために、お祝いをするのではないでしょうか?

このように、結婚記念日をお祝いするのは、パートナーのためであるはずです。

パートナーに対して、感謝をする日です。

では、パートナーが祝ってくれないという事に、不満を感じる必要はないはずです。

あくまで、あなたが、パートナーに対して、感謝の気持ちを伝えることが目的なのですから。

手をつなぐカップル

見返りを求める感謝の気持ちは、感謝していない

それでも、こっちがお祝いしているのだから、相手もお祝いしてくれないと。

なんて思っていませんか?

人に対して、お祝いをしてあげる時、気持ちやプレゼントといった物を与える時、見返りを求めるのであれば、それは、本当の相手に対する気持ちではありません。

感謝をしていて、相手に何かしてあげたいと思うのであれば、それは見返りを求めないはずです。

本当に、してあげたいと思っていないということです。

「この前、プレゼントしてあげたのに、お返しがない」

「お土産をもらったから、次の時は相手にも何か買ってこないといけない」

よくある、やり取りのように感じますが、そもそも、相手に対して、プレゼントをしてあげたい。何か贈り物をしたい。と本気で思って、相手に渡すのであれば、見返りなんて求めないはずです。

つまり、見返りを求めるということは、心から、相手に対して、それをあげたい。とか、プレゼントしてあげたい。と思っていないということです。

もっと言えば、仕方なくあげているということでしょうね。

そうでなければ、してあげたことに対して、お返しがないといけないなんて思わないはずです。

自分がお祝いしたいからしている

僕が結婚記念日をお祝いしているのは、自分がお祝いしたいからです。

自分がしたくて、していることなので、特に見返りは求めていません。

本当に自分がしたいことをしているのであれば、見返りは求めません。ケーキが好きで、食べたいから食べた人が、「ケーキ食べたんだから、ご褒美をちょうだいよ」なんて思いませんよね。

先ほど、僕たち夫婦の結婚記念日では、お互いにプレゼントを贈っていると言いましたが、仮に僕だけがパートナーに対してプレゼントを贈って、パートナーから僕へのプレゼントが無くても、全く気になりません。

僕は自分がお祝いしたいから、料理を作っているだけですし、あげたいから、プレゼントを贈っているだけですので。

記念日だけでなく、僕は本当にあげたいと思う時にしか、人に対して贈り物はしないようにしています。

社会に出ると、付き合いで物を贈ったりすることを強いられる場面もでてきますが、極力、本当にあげたい相手にしか贈り物はしないようにしています。

そうでなければ、その贈り物には、気持ちが入っていないからです。

そうやって、本当に自分が贈りたい相手にしか、贈り物をしないようにしていれば、見返りなんて求めなくても大丈夫です。

というか、見返りなんて、自然と考えないようになります。

記念日は自分のため

そうです。

記念日をお祝いしたいのは、自分自身です。

僕が記念日をお祝いするのは、自分がそうしたいからです。ですから、自分のためです。

自分がやりたいと思ってやることですので、「相手のためにしてあげた」なんてことはありません。

そうであれば、「やってあげた」なんて感じなくてすむということですね。

記念日をお祝いする夫婦。しない夫婦。

それは、本当に、自分がお祝いしたいと思っているかです。

気持ちがあれば、当然のように、お祝いをするでしょうし、見返りなんて求めなくて済みます。

逆に、お祝いしたいという気持ちが無ければ、それは仕方がないことです。

気持ちが無いのに、無理にお祝いをするなんて、相手にも失礼だと思います。

ただ、人生のパートナー同士。お互いに感謝の気持ちを持って、生活していくことは、とても大切だと思います。タイミングにもよりますが、おそらく人生で最も長く一緒の時間を過ごすことになる相手です。

できれば、心から記念日をお祝いしたいと思える関係を作っていくことを、おすすめします。

結婚した当時の事を、思い出してみてください。

きっと、相手に対する感謝の気持ちが浮かんでくるはずですよ。

最後までご覧いただきありがとうございます。