夫婦円満の秘訣 ずっと仲良く素敵な夫婦でいるためのコツを子育てパパの経験から考えてみる

夫婦が仲良くしていれば、すべて上手くいく

僕は結婚してから、今のパートナーと一緒に子供を育てています。

それなりに長い期間を一緒に過ごしてきているわけですが、まわりから「仲がいいね」と言われます。

自分としても確かに仲は悪くないとは思っています。やはり、長く一緒にいるとだんだんと不仲になっていく夫婦が多いように思います。

僕の場合は、パートナーとよく話をしますし、時間があるときには一緒に映画を見たりします。

そんな僕たち夫婦のことを他の人たちは「仲がいい夫婦」と言ってくれます。

夫婦が仲がいいことは子供にとっても良い影響になります。お母さんとお父さんが仲良くしていれば、家庭の雰囲気が良くなります。良い雰囲気の家庭で育つことは、子供たちにとっても安らげる環境で成長できるため、心にゆとりを持つことができます。

逆に、お父さんとお母さんの仲が悪ければ、子供たちは親に気を使わなければいけません。気を使うということはストレスです。

普段から生活する空間にストレスがあるとすれば、子供の成長に悪影響なことは明らかですよね。

子供が心にゆとりを持つことができれば、優しい気持ちをもってくれます。子供たちが良い成長をしていくためにも、夫婦は仲良くあるべきです。

赤ちゃん

夫婦円満の秘訣とは?

では、実際に仲良し夫婦といわれる僕が夫婦円満の秘訣について、いくつか考えてみました。結婚してから長い時を経ても、どうして未だに仲良しのままでいられるのでしょうか?

結婚について夢を抱きすぎない

さて、いきなりよく分かりませんね。

「結婚に夢を抱かない」とはどういうことでしょうか?

まず、僕に関して言うと、元々は結婚願望が少しもありませんでした。結婚前は結婚をしたいという気持ちが全くなかったのです。

僕は両親が離婚しています。子供のころから両親の仲が悪く、夫婦の会話はありませんでした。小学校からのお知らせはお母さんにもお父さんにも両方に伝えないといけません。夫婦の会話がないため片方から伝わらないのです。

そんな家庭で過ごしたので、僕は「永遠の愛なんてない」と信じていました。最初は愛し合って結婚したはずの夫婦が仲が悪くなって離婚するという事実を目の当たりにして、結婚に対して何の夢も希望も抱いていませんでした。

そんな僕も無事に結婚することができました。

結婚とは手段であって目的ではありません。

「26歳までに結婚する」であるとか「恋に恋する」のように、「結婚する」こと自体が目的になってしまい、何のために結婚するのかということがボヤけてしまいます。

そんな状態で結婚しても、理想の結婚とのギャップに「こんなはずじゃなかった」なんてことになりかねません。

あくまで誰か結婚したい人が現れた時に結果的に結婚するのです。そうすれば、結婚にギャップを感じることはありません。

自分が選んだパートナーを添い遂げる気持ちができた時に結婚するわけですから、少々パートナーとケンカすることや意見が合わないことがあっても乗り越えていくことができます。

結婚自体に夢や希望があるわけではありません。問題は「誰と結婚するか」です。

友情は永遠である

もう一つの秘訣として、僕としてはとても大きなことなのですが、パートナーを妻であると同時に友達と思っています。

先ほども言ったように永遠の愛情はないと思っていました。

どんなに愛し合う恋人同士でも、いずれ冷めてしまう。永遠に愛し合い続けることなんてできないんじゃないだろうか?そう思っていました。

でも友情はどうでしょう?

仲のいい友達とは永遠に友達でいられると思うんですよね。

それこそ親友とは自分の永遠の宝になると思います。

時間が経つことで友情が薄れるということはないはずです。

もちろん例外もありますが。時間とともに自分が変わってしまったり、相手が変わってしまったりで、仲良くする友達も変わっていくこともありますよね。

僕にとっては、パートナーが妻であり、一番の親友です。何か悩んだ時や苦しい時に、まず相談する相手はパートナーです。親友の友情は薄れることはありません。

パートナーが親友であることで、ずっと仲良くいられるのです。

ところで、愛情にもいろいろな形があります。

さきほどから永遠の愛はないと言っているのは、いわゆる恋人に対する愛ですね。

僕は結婚して、子供を授かってから、「永遠の愛」というものの存在を知ることができました。

それは「家族愛」です。

親が子供に対して抱く愛情。これは永遠のものだと言えます。子供ができてから、育児をしていくことで自分の中にある「家族愛」を感じることができました。

子供に対して抱く愛情を同じようにパートナーにも向けることで、パートナーに対しても永遠の愛を抱くことができるようになります。

両親の離婚で「永遠の愛なんてない」と感じた僕が、自分の結婚で「永遠の愛は存在する」ことを知ることになるなんて、人生何があるか分かりませんね。

嘘をつかない

夫婦円満であるためには信頼関係が大切です。人間関係は信頼関係です。そのためには嘘はいけません。

周りの夫婦を見ていると、パートナーに黙ってヘソクリをしているなんて良く聞きますが、嘘や隠し事はよくありません。

ばれないと思っているのかもしれませんが、これから長く一緒になる人生のパートナーです、いつまでも嘘を隠し続けることができるとは限りません。

信頼できない相手と仲良くはできないものです。仲良くするとしても、うわべだけの関係になってしまいます。どこかで相手を疑ってしまうわけですから。

そもそも子供がいるのであれば、子供に対して「嘘はいけない」と教育するはずです。言っている本人が嘘をついてはいけませんね。しかも一番身近なパートナーに対して。

信頼関係は積み木みたいなものです。少しずつ積み重ねて大きくしていかないといけませんが、壊れるときは一瞬です。それまで積み重ねてきたものが一瞬で無かったことになってしまいます。しかも元の形に戻すことは困難です。

お互いに信頼しあっていれば、自然と良い関係を築くことができます。

相手のことを尊敬する

人生のパートナーとなる相手です。尊敬の気持ちを忘れないようにしましょう。

もちろん夫婦ですので対等である必要があります。しかし、お互いに違う人間ですので、個性や長所・短所がそれぞれにあるはずです。

相手の長所を認め、尊敬の気持ちをお互いに持っていれば、何か困ったときや悩みがあるときにパートナーを頼りにすることができます。

一番身近に頼りにできる存在がいることは、人生において励みになりますし、お互いの関係性も良くなります。

僕は「自分にとってパートナーはどういった存在か?」と聞かれたときには、「道しるべ」と答えています。

僕にとってパートナーは「自分を正しい方向へ導いてくれる存在」です。彼女は僕が正しい道を進むことを味方してくれます。たいへんありがたいことです。

共通の趣味をもつ

冒頭でも触れましたが、僕は時間があるときにパートナーと一緒に映画鑑賞をします。

子供ができる前はよく映画館に行っていたのですが、子供ができてからは子供向けの映画を家族で見に行くか、子供が寝静まってからテレビでレンタルした映画を見るかです。

あとは、夫婦ともに某アーティストのファンですので、よく音楽を聴きますし、子供ができる前は2人でコンサートにも行っていました。

やはり、共通の趣味があると、その話題で盛り上がれますし、趣味の時間を共有できるので、夫婦の時間でどちらも楽しむことができます。

まだ、共通の趣味がないという夫婦は、どちらかの趣味を一緒に体験してみるのもいかがでしょうか?無理に相手に合わせる必要はありませんが、やってみると面白いということもあります。

そうやって共通の趣味を見つけてみるのもいいと思います。

無理に相手の趣味に合わせることはオススメしません。楽しんでできないとストレスがたまり、やがてパートナーへの不満へと変わっていきます。

遊園地

夫婦が仲が良いことは家族全体に影響する

夫婦円満の秘訣。どうでしょうか?

仮面夫婦とならないように、ぜひとも実践してみてはいかがでしょうか?

夫婦が仲が良いと、子供たちにもそれが伝わります。子供たちにとって家族とは仲良くするものだという先入観が植え付けられ、家庭が幸せの象徴になります。

僕の家でも子供たちにとってお母さんとお父さんは仲がいいものと思われているため、少しでも夫婦ケンカをすると、とても心配してくれます。子供たちが何とか仲直りをさせようと仲を取り持ってくれます。

子供に気を使わせてしまって、反省です。

これもまた、夫婦円満の秘訣ですね。子供たちのためにケンカしても仲直りしようと思わせてくれます。

そして、子供たちも優しい気持ちを持ってくれます。

子供たちはいずれ成長して、自立してしまいます。そうなっても最後まで一緒にいてくれるのはパートナーです。いつまでもパートナーと仲良くいられるように、今のうちから関係を築いておきましょう。ひとつずつ積み重ねていきましょう。

最後までご覧いただきありがとうございます。